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クロモソーム・シックス 第六染色体



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【この小説が収録されている参考書籍】
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)

クロモソーム・シックス 第六染色体の評価: 4.83/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(5pt)

遺伝子操作の迫り来る未来像!傑作だなあ!!

1997年の作品発表時では遺伝子操作と臓器移植を扱った本作は近未来SFだったのだが、20年後の2017年時点ではほとんど現実と隣り合わせで、モラルで辛うじて引きとどめているだけ!! 物語は赤道ギニアのとある遺伝子研究所から始まる。次のシーンは一転、ニュー・ヨークで、検視官ローリーさんのもとに届いたマフィアのボスの死体が何故かなくなってしまう。この掴みはとても面白いので、どこでギニアとニュー・ヨーク検視官が繋がるのだろうと、どんどん引っ張られ、Pan版571頁の厚さも気にならない。英語もいつものように読みやすいし、医学専門用語も文中でそれ何?とか、分かりやすく言って!とか説明がなされているので、何となく分かる。普通の米人のように読み飛ばしてOK。染色体をいじくった結果、いじられた類人猿ボノボに予想を超えた変化が生じるところなどに二重三重のヒネリが効いていて、知的にも、サスペンス的にも実に楽しめる。クックさんがたまに(失礼か)放つ快作です!!
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408793
No.5:
(5pt)

ロビン・クック初期の傑作のひとつです。

ロビン・クック90年代の傑作のひとつです。女主人公がローリーですので、ブランドサイトを先に読んでおいたほうがよいでしょう。ロビン・クック作品は翻訳がいまいちですが、文学作品ではないので良しとします。原作も読みたくなる作品です。翻訳のキンドル版が出ればいいのにと思っています。
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408793
No.4:
(5pt)

猿の惑星じゃないですが。

またまたジャックとローリーが登場します。

ボノボという類人猿がいるのをご存じでしょうか。

アフリカのある国で、あるベンチャー企業が、このボノボの染色体の組織適合抗原の部位を、クライエントの人間のものと置き換えて、全く拒絶反応がおこらないドナーにしようという事業を立ち上げます。

一時話題になった、ヒト型ブタをドナーにするというのと同じ発想で、ゼノグラフトというやつです。

しかし、染色体の大きな部分を入れ替えたため、予想外の事態が。

猿の惑星を少し思い出したりして、なかなかおもしろかったです。

訳本で読んだときは、少し中だるみを感じたのですが、原著で読むと長かったのですが、すらすらと読めました。

できれば、Blindsight, Contagion, Vectorを先に読むことをおすすめします。
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408793
No.3:
(4pt)

他の作品と違って

身近に裏切りが者がいたりせず、あんまりハラハラせずに読めました。他のいくつかの作品にあるような、アメリカの経済至上主義の医療制度のあり方への問題提起というより,悪玉元医師がいて、それに利用されてしまった研究至上主義的医師が人間性を取り戻して行く過程なのかな?!と思って読み終えました.
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408793
No.2:
(5pt)

Commendable plot.

We all know how good Robin Cook is so I’m going to keep this brief. I have nothing but good thing to say about this book. The excitement is there, the thrill is heart pounding, the mystery is deep, you’re just going to love this book.
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408793
No.1:
(5pt)

Robin Cook のベストスリーに入る力作

赤道ギニアでbonoboと呼ばれる類人猿に人間の染色体を植え込み、臓器移植のドナーに仕立て上げるプロジェクトにまつわるストーリー。
今回も医学用語が多く、著者もわざわざ巻末に注釈を入れている程。ただ、ストリーリー展開がスピーディなため、医学用語の多さは全く気にならない。5-6年前の作品、Blindsightに登場する刑事ルーや女性主人公ローリー、他の小説に出てくる(名前は忘れたが)ジャックやワレンも登場する。特にBlinsightのエピソードが何回となく援用されるため、Blindsightを先に呼んでおいた方が、入りやすい。Robin Cookの小説はいずれも面白いが、その中でも本書はベストスリーには入る力作。
クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:クロモソーム・シックス―第六染色体 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408793

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