フェイタル・キュア 致死療法
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Robin Cookが1994年に発表した作品、「Fatal Cure」を手に取ってみた。久しぶりに読むCookなのだが、この作品はおもしろかった。 ボストンに住む医師の夫婦、Angela、David Wilson、そして嚢胞性線維症(Cystic Fibrosis)という難病を抱えた9歳の娘Nikkiは、都会の喧騒を逃れようと郊外の病院に職を見つけた。だがDavidが担当した患者が、重病でないにもかかわらず、次々と急死を遂げていった。おまけに命を救おうとして、他の医師に救援を依頼したり、救命措置を施すのだが、病院の幹部から金の無駄遣いだと糾弾される始末だった。一方のAngelaは、上司の医師からセクシャル・ハラスメントを毎日のように受けていた。更に一家が移り住んだ家の地下から、勤務している病院に勤めていた幹部医師の死体が埋められていることも分かった。果たして、Wilson一家の運命はどうなるのだろうか。 Cookの文章は、医学用語が次々に登場することを除けば、大変読みやすいことが今回もよく分かった。400ページほどの作品だが、中弛みすることもなくて楽しめる。Cookもこの時期にはまだ50代半ばで、脂の乗り切った作品と言えるだろう。 | ||||
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この作家の最後のほうのミステリーは、ある社会制度を糾弾したものが多く、 すぐに犯人がわかってしまうのだが…本書では犯罪の実行方法が焦点。 フーダニイット=犯人当てに関してワンパターンに飽きてきた人には刺激になる。 また、原著者の描写力がなかなか良い感じで発揮されてきており、まわりの風景や 登場人物の風体や表情などがありありと思い描けた。 ★一個減点なのは、もちろん犯人がバレバレだから。 | ||||
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経済性が最優先とされる医療制度がどのような事を生むかという、日本人にとっては極端すぎるように思える恐怖の物語.私的医療保険会社が医療の内容ばかりか命をも支配下におき,、、、.昨今の公的医療制度の崩壊を招くような医療制度『改悪』混合診療への動き.アメリカ型は大金持ち、資本家にとってのみ利益のある体制だと国民みんなが納得出来る例となるRobin Cook の小説. | ||||
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