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釧路川殺人事件
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釧路川殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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旅行作家の茶屋は、知人の大口から愛人が失踪したので探してくれと依頼されます。 調べて行くとその愛人・本条令子(35歳)は自殺サイトにアクセスしている事がわかったり 本条令子という名前が本名ではなかったり、実は半分ロシア人だったり、といろいろ判明。 調査中に大口さんの会社の人が殺される事件が起きて、 それはどうも令子(仮)さんとその父親に関係があるらしいです。 令子父(ロシア人)は実はソ連のスパイかも、みたいな話も出ます。 サスペンスな背景づくりや設定は面白いのですが、人物が薄っぺらくていけません。 とくに女性。 玲子の店で働くホステス「イイコ」は、茶屋の助手をかって出るのですが お酒を飲んで酔っ払って寝るばっかりであんまり役に立ちません。 茶屋との会話で状況説明を進めるために配置されたキャラクターという感じ。 玲子という女性も、10代の頃に父親とパン屋をやってたようですが、美貌を活かしその後水商売へ。 なのに33歳で大口に2軒の店を任されるまで特定の男性が居ないとか不自然です。 「水商売はしてるけど貞操観念がかたい」のならまだわかりますが、 妻子のいる大口に愛人になれと言われて「私をかわいがってください」とすんなり受諾しています。 この作家さんは愛人になるような女性に夢でも見てるんですかね? 必ず身持ちがかたくて浮気なんかしなくて浪費癖もない「できた女性」ばかり出てきます。 この女性も「事件のために設定されたキャラクター」という感じで印象が薄いです。 そのため終盤で茶屋と会えても何の感慨もありませんでした。 | ||||
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