真夏の方程式

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評判

真夏の方程式の評価:

3.88/5点 レビュー 230件。 A ランク

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平均点3.88pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全318件 261〜280 14/16ページ
No.58
(5pt)

人間模様が加味されたミステリー

ぐいぐい引き込まれる感じがたまらなかった。
「容疑者Xの献身」の時もそうだったように、
人間味がすごい。
湯川と恭平の触れ合いが楽しくって仕方がなかった。
あの子供嫌いの偏屈に「偏屈」と言わしめ、
何気に気に入られた少年のキャラが良かったです。
夜空に向かって打ち上げられた打ち上げ花火と、
海に向かって打ち上げられたペットボトルで作ったロケット。
その二つの光景があまりにも
鮮やかで何だか泣けそうになりました。
今回は特に物理学的なトリックというよりも過去、
現在、未来と罪を背負う人間模様が描かれている。
すっきり事件解決といったラストではないけど、
読後感は悪くなかったです。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.57
(5pt)

人間模様が加味されたミステリー

ぐいぐい引き込まれる感じがたまらなかった。
「容疑者Xの献身」の時もそうだったように、
人間味がすごい。
湯川と恭平の触れ合いが楽しくって仕方がなかった。
あの子供嫌いの偏屈に「偏屈」と言わしめ、
何気に気に入られた少年のキャラが良かったです。
夜空に向かって打ち上げられた打ち上げ花火と、
海に向かって打ち上げられたペットボトルで作ったロケット。
その二つの光景があまりにも
鮮やかで何だか泣けそうになりました。
今回は特に物理学的なトリックというよりも過去、
現在、未来と罪を背負う人間模様が描かれている。
すっきり事件解決といったラストではないけど、
読後感は悪くなかったです。
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.56
(4pt)

ミステリーというより、ある種のラブストーリーか

ガリレオシリーズ久々の最新刊です。

舞台は美しい夏の海。一人の少年がガリレオ湯川と大きな秘密に出会って一つの答えを導き出す物語です。そこには、「容疑者Xの献身」にも通じる愛があります。

謎は半分くらいでほぼ明らかになりますので、「献身」の時のような驚きはありません。しかし、天才湯川がどういう方向でこの秘密と謎を落とし込むのか、という点が本書の醍醐味です。初期の頃の冷徹な姿はそこには無く、クールな言動の中に思慮に溢れた愛が感じられます。

今回も含蓄に富んだ名言がいくつも散りばめられていました。これもガリレオシリーズの楽しみの一つですね。

「儲かるか儲からないかだけで、科学者は自分の立場を変えたりしない。科学者がまず一番最初に考えるべきなのは、どの道が人類にとってより有益かということだ。」

「人類が正しい道を進むためには、この世界がどうなっているのかを教えてくれる詳しい地図が必要だ。ところが我々が持っている地図はまだまだ未完成で、殆ど使い物にならない。だから二十一世紀になったというのに、人類は相変わらず間違いをしでかす。戦争が無くならないのも、環境を破壊してしまうのも、欠陥だらけの地図しか持ってないからだ。その欠けた部分を解明するのが科学者の使命だ。」

文系の私にはとても高貴に感じる言葉です。「人類」のためになるようなことを、私は一生かけてもできないだろうなと思うからです。現実の世界にもこのような高邁な精神で研究に励む科学者が存在することを切に願います。

上述したとおり、謎解きとしての面白さはまあまあなので、ミステリーとして評価すると星が少なくなりますが、ミステリーの体裁を採った愛のある文芸としては、さすがの出来だと思います。東野さんは、本当に外れが少ない希少な作家だと思います。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.55
(4pt)

ミステリーというより、ある種のラブストーリーか

ガリレオシリーズ久々の最新刊です。

舞台は美しい夏の海。一人の少年がガリレオ湯川と大きな秘密に出会って一つの答えを導き出す物語です。そこには、「容疑者Xの献身」にも通じる愛があります。

謎は半分くらいでほぼ明らかになりますので、「献身」の時のような驚きはありません。しかし、天才湯川がどういう方向でこの秘密と謎を落とし込むのか、という点が本書の醍醐味です。初期の頃の冷徹な姿はそこには無く、クールな言動の中に思慮に溢れた愛が感じられます。

今回も含蓄に富んだ名言がいくつも散りばめられていました。これもガリレオシリーズの楽しみの一つですね。

「儲かるか儲からないかだけで、科学者は自分の立場を変えたりしない。科学者がまず一番最初に考えるべきなのは、どの道が人類にとってより有益かということだ。」

「人類が正しい道を進むためには、この世界がどうなっているのかを教えてくれる詳しい地図が必要だ。ところが我々が持っている地図はまだまだ未完成で、殆ど使い物にならない。だから二十一世紀になったというのに、人類は相変わらず間違いをしでかす。戦争が無くならないのも、環境を破壊してしまうのも、欠陥だらけの地図しか持ってないからだ。その欠けた部分を解明するのが科学者の使命だ。」

文系の私にはとても高貴に感じる言葉です。「人類」のためになるようなことを、私は一生かけてもできないだろうなと思うからです。現実の世界にもこのような高邁な精神で研究に励む科学者が存在することを切に願います。

上述したとおり、謎解きとしての面白さはまあまあなので、ミステリーとして評価すると星が少なくなりますが、ミステリーの体裁を採った愛のある文芸としては、さすがの出来だと思います。東野さんは、本当に外れが少ない希少な作家だと思います。
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.54
(4pt)

新たな切り口の、ガリレイ。

ガリレオシリーズの長編。
今回は、
少し趣向の違った舞台が用意されていた。

湯川は出張先の旅の宿で、
ある事故に巻き込まれる。
事故か、殺人か、
謎が謎のまま、
事件は決着へと向かおうとする。
しかし、湯川は、
そこで出会った少年のために、
自ら捜査を始めることにする……。

過去の殺人事件と、
現在の事件。
全く無関係のように思えた2つの事件が徐々に重なってくる。

事件そのものの推理を楽しむというよりは、
その2つの事件の関係を推理することを楽しむ構成。
当然からんでくるのが、
今を生きる人たちの思い。

そして大人の都合で、
ひと夏をその海で過ごすことになった少年。

湯川が珍しく自分から捜査に乗り出したのは、
この少年を思ってのこと。
人は過ちを繰り返す。
けれど、
その過ちを認め、
先に進む勇気を持つことができるのも人間。
大人たちが、
小さな弱き人たちにしてあげられることは、
そんなに多くはない。
それでも彼らが大人になった時、
そのわずかな断片だけでも覚えていてくれたら……。

いつもとは切り口の違うガリレイシリーズ。
僕好みでした。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.53
(4pt)

新たな切り口の、ガリレイ。

ガリレオシリーズの長編。
今回は、
少し趣向の違った舞台が用意されていた。

湯川は出張先の旅の宿で、
ある事故に巻き込まれる。
事故か、殺人か、
謎が謎のまま、
事件は決着へと向かおうとする。
しかし、湯川は、
そこで出会った少年のために、
自ら捜査を始めることにする……。

過去の殺人事件と、
現在の事件。
全く無関係のように思えた2つの事件が徐々に重なってくる。

事件そのものの推理を楽しむというよりは、
その2つの事件の関係を推理することを楽しむ構成。
当然からんでくるのが、
今を生きる人たちの思い。

そして大人の都合で、
ひと夏をその海で過ごすことになった少年。

湯川が珍しく自分から捜査に乗り出したのは、
この少年を思ってのこと。
人は過ちを繰り返す。
けれど、
その過ちを認め、
先に進む勇気を持つことができるのも人間。
大人たちが、
小さな弱き人たちにしてあげられることは、
そんなに多くはない。
それでも彼らが大人になった時、
そのわずかな断片だけでも覚えていてくれたら……。

いつもとは切り口の違うガリレイシリーズ。
僕好みでした。
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.52
(5pt)

映像化してほしい

この本に出てくる海の描写が素敵で、映像化されたらこんな感じかな?と想像しながら読み進みました。

子どもが苦手な湯川と恭平の関わりが微笑ましく、恭平を救いたいと思う湯川の心の葛藤も、他のガリレオシリーズにない人間味が感じられました。

ただ、成実には最後まで魅力を感じませんでした。 賢い女性のようにイメージしていたのに、過去に起こした事件はあまりにその場の感情にまかせたあさはかなものでした。 なんとも感情移入しづらい女性でした。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.51
(5pt)

映像化してほしい

この本に出てくる海の描写が素敵で、映像化されたらこんな感じかな?と想像しながら読み進みました。

子どもが苦手な湯川と恭平の関わりが微笑ましく、恭平を救いたいと思う湯川の心の葛藤も、他のガリレオシリーズにない人間味が感じられました。


ただ、成実には最後まで魅力を感じませんでした。 賢い女性のようにイメージしていたのに、過去に起こした事件はあまりにその場の感情にまかせたあさはかなものでした。 なんとも感情移入しづらい女性でした。

真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.50
(5pt)

恭平君が湯川ゼミに入る日を楽しみにしています

他の評者の方が書いておられるように、本シリーズにしては、物理的トリックおよび推理の側面は弱く、その点では物足りなさを感じます。(評者は最後まで真相が見えませんでしたが(微苦笑))
 しかし、事件の裏の複雑に絡み合った人間関係と、それが次第に明らかにされていく行は、ベストセラー作家の筆力を感じます。上質なエンターテイメントであることは間違いありません。
 ただ、本書は初期本シリーズとはほとんど別の傾向の本であること、つまり主人公が「論理の世界」から「人間の世界」へと重点を移していっているという点はやや注意が必要かと思います。主人公の言動は初期の短編とは別人のようです。そこを期待している方には肩透かし感があるかもしれません。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.49
(5pt)

恭平君が湯川ゼミに入る日を楽しみにしています

他の評者の方が書いておられるように、本シリーズにしては、物理的トリックおよび推理の側面は弱く、その点では物足りなさを感じます。(評者は最後まで真相が見えませんでしたが(微苦笑))
 しかし、事件の裏の複雑に絡み合った人間関係と、それが次第に明らかにされていく行は、ベストセラー作家の筆力を感じます。上質なエンターテイメントであることは間違いありません。
 ただ、本書は初期本シリーズとはほとんど別の傾向の本であること、つまり主人公が「論理の世界」から「人間の世界」へと重点を移していっているという点はやや注意が必要かと思います。主人公の言動は初期の短編とは別人のようです。そこを期待している方には肩透かし感があるかもしれません。
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.48
(4pt)

当たり外れのないシリーズ

東野作品全般に言えますが、
ガリレオシリーズの長編・第3弾である本作も、
読みやすく、すぐにお話の世界に引っ張られました。
続きが気になり、一気読みしました。

少年・恭平は主人公の一人と言えますが、
特に特長のある子どもでもない恭平が、
このストーリーにどう絡んでくるのか、
後半までよく分かりませんでした。
その点が、とても上手くできていると思いました。

ただその他のキーポイントが、少しずつ甘いというか、
登場人物すべての心の内があまり表現されていないような、
そんな印象を受けました。
ドラマ化されたためか、
主役の湯川先生だけがキラキラと光を放ってしまい、
他が付け足しに思えてしまうのかも知れません。
それほど湯川一人が超人化していました。

謎解きはというと、
大ヒットした「容疑者Xの献身」ほどの驚きはありませんでしたが、
心地よい余韻は残してくれました。
後味が良いとも言えます。
タイトル通り、この暑い夏に読むと、
更に臨場感が増すと思います。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.47
(4pt)

当たり外れのないシリーズ

東野作品全般に言えますが、
ガリレオシリーズの長編・第3弾である本作も、
読みやすく、すぐにお話の世界に引っ張られました。
続きが気になり、一気読みしました。

少年・恭平は主人公の一人と言えますが、
特に特長のある子どもでもない恭平が、
このストーリーにどう絡んでくるのか、
後半までよく分かりませんでした。
その点が、とても上手くできていると思いました。

ただその他のキーポイントが、少しずつ甘いというか、
登場人物すべての心の内があまり表現されていないような、
そんな印象を受けました。
ドラマ化されたためか、
主役の湯川先生だけがキラキラと光を放ってしまい、
他が付け足しに思えてしまうのかも知れません。
それほど湯川一人が超人化していました。

謎解きはというと、
大ヒットした「容疑者Xの献身」ほどの驚きはありませんでしたが、
心地よい余韻は残してくれました。
後味が良いとも言えます。
タイトル通り、この暑い夏に読むと、
更に臨場感が増すと思います。



真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.46
(4pt)

残酷な美学

愛する人のために罪をかぶって守り続ける愛情が、さらなる悲劇を生んでしまう。成実と実の親が決して出会う事が許されづに秘密を保持して生きていく様がなんとも痛ましくさえ思える。

恭平くん自身の意思とは関係なく、殺害の引き金を引いてしまった事が、今後の彼の人生に大きな影を落とすのかもしれない。

それは成美が、これから苦悩する彼を救う事によって彼女もまた救われていくのではないかと思う。時として残酷であり悲劇ではあるが、究極な美学なのかもしれない。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.45
(4pt)

残酷な美学

愛する人のために罪をかぶって守り続ける愛情が、さらなる悲劇を生んでしまう。成実と実の親が決して出会う事が許されづに秘密を保持して生きていく様がなんとも痛ましくさえ思える。

恭平くん自身の意思とは関係なく、殺害の引き金を引いてしまった事が、今後の彼の人生に大きな影を落とすのかもしれない。

それは成美が、これから苦悩する彼を救う事によって彼女もまた救われていくのではないかと思う。時として残酷であり悲劇ではあるが、究極な美学なのかもしれない。


真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.44
(5pt)

人間ドラマ

ガリレオシリーズの最新刊ということで,楽しみにしていた。警視庁の元刑事が死んだ。死因ははっきりしない。たまたま同じ宿に泊まっていた湯川はその出来事の解明に乗り出す。
 おなじみの草薙,内海薫ももちろん出てくる。
 ガリレオシリーズらしく,科学的な現象の説明が散りばめられていて,雰囲気をこのシリーズらしくしている。
ストーリーの中に,「容疑者Xの献身」のことを匂わせる会話がある。ファンにとっては,思わずにやりとさせられる場面である。
科学的なトリックや仕掛けを湯川が理系の専門知識を生かして見破る,というのがガリレオシリーズの読みどころなのだが,この物語では後半までそれらしき場面は出てこない。真相は確かに科学的な犯罪といえなくもないが,それよりもむしろ,親子の愛などにもとづく人間ドラマに重点が置かれている。作品としては,むしろ「容疑者Xの献身」に近い。従来の短編読み切りのガリレオとは一線を画している。感動まではしなかったが,名作といっていいと思う。読んでみる価値のある小説だ。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.43
(5pt)

人間ドラマ

ガリレオシリーズの最新刊ということで,楽しみにしていた。警視庁の元刑事が死んだ。死因ははっきりしない。たまたま同じ宿に泊まっていた湯川はその出来事の解明に乗り出す。
 おなじみの草薙,内海薫ももちろん出てくる。
 ガリレオシリーズらしく,科学的な現象の説明が散りばめられていて,雰囲気をこのシリーズらしくしている。
ストーリーの中に,「容疑者Xの献身」のことを匂わせる会話がある。ファンにとっては,思わずにやりとさせられる場面である。
科学的なトリックや仕掛けを湯川が理系の専門知識を生かして見破る,というのがガリレオシリーズの読みどころなのだが,この物語では後半までそれらしき場面は出てこない。真相は確かに科学的な犯罪といえなくもないが,それよりもむしろ,親子の愛などにもとづく人間ドラマに重点が置かれている。作品としては,むしろ「容疑者Xの献身」に近い。従来の短編読み切りのガリレオとは一線を画している。感動まではしなかったが,名作といっていいと思う。読んでみる価値のある小説だ。
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.42
(5pt)

この”夏”の一冊として幅広い支持は間違いない

次々と店頭を飾る東野作品、文庫の新刊も好調で、ジャンルの異なる物語を読者に
提供してもらえるのは嬉しいのですが、このところいわゆる”読み応え”というこ
とに関して言えば後に残らない状態が続いていました。

しかし、この作品は思わず周りに”読め読め”コール連発の出来栄えでした。
文字が映像に代わる、というか、湯川も草薙もイメージしてしまうのはこれはもう
当然なのですが、この作品の素晴らしいところは、本当に文字が海になり、文字が
空になります。読み進むうちに本当にこの海にいるような感覚になります。
事件(事故)だけをとれば決して凝ったものでもないのですが、最後のページで
どうしてあんなに感動してしまうのか、この”夏”の一冊として、幅広い世代の
支持を受けるのは間違いないでしょう。
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.41
(5pt)

この”夏”の一冊として幅広い支持は間違いない

次々と店頭を飾る東野作品、文庫の新刊も好調で、ジャンルの異なる物語を読者に
提供してもらえるのは嬉しいのですが、このところいわゆる”読み応え”というこ
とに関して言えば後に残らない状態が続いていました。

しかし、この作品は思わず周りに”読め読め”コール連発の出来栄えでした。
文字が映像に代わる、というか、湯川も草薙もイメージしてしまうのはこれはもう
当然なのですが、この作品の素晴らしいところは、本当に文字が海になり、文字が
空になります。読み進むうちに本当にこの海にいるような感覚になります。
事件(事故)だけをとれば決して凝ったものでもないのですが、最後のページで
どうしてあんなに感動してしまうのか、この”夏”の一冊として、幅広い世代の
支持を受けるのは間違いないでしょう。
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X
No.40
(5pt)

それが人間だ

最近は、人間の人間たるところを掘り下げる著書が目立っていると思う
それが、加賀シリーズ・ガリレオシリーズに、心地よい読書感をもたらす
人が人を思いやる上での葛藤
人の優しさを感じられた
たとえば、宿題を手伝うという名目で、事件の謎に迫る
決して、答えを急がない
本人に委ねる

科学では解けない謎がある・・・それは人間だ
いかにも湯川氏が、言いそうで言わない言葉だった(今までは)

人は成長する んですね
次作も楽しみです
真夏の方程式 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式 (文春文庫)より
4167110156
No.39
(5pt)

それが人間だ

最近は、人間の人間たるところを掘り下げる著書が目立っていると思う
それが、加賀シリーズ・ガリレオシリーズに、心地よい読書感をもたらす
人が人を思いやる上での葛藤
人の優しさを感じられた
たとえば、宿題を手伝うという名目で、事件の謎に迫る
決して、答えを急がない
本人に委ねる

科学では解けない謎がある・・・それは人間だ
いかにも湯川氏が、言いそうで言わない言葉だった(今までは)

人は成長する んですね
次作も楽しみです
真夏の方程式 Amazon書評・レビュー: 真夏の方程式より
416380580X