蒼穹の昴

評判

蒼穹の昴の評価:

4.59/5点 レビュー 271件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.59pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全281件 141〜160 8/15ページ
No.141
(5pt)

引き込まれました☆

昨年、吉川英治『三国志』を読み終わったあと、中国つながりで『蒼穹の昴』を読破。
『三国志』と違って登場人物の名前は覚えやすいしさほど多くないので、意外にすんなり読めました。
歴史が好きではなかった私としては、やはりこういう小説を通して歴史に興味を持つようになったというのが一番の収穫。西大后なんかは昔映画で観た悪女のイメージしか持っていなかったのだが、何故悪女に「なった(ならなければならなかった)」のか、あぁそういうことだったのかと。ここの部分やこの人は史実と違うフィクションとわかっても、著者の膨大な調べや筋を通した論理展開はさすがで、「納得させられている感」も心地良かったです。中国語の表現、例えば呼称の使い分けとか会話中の言葉などは、自然でこなれてるなと感心してしまいました。

全登場人物の中で一番印象的だったのはこの人。素敵でした。黒牡丹!!!!!
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.140
(5pt)

中国清朝末期の壮大な大河物語

浅田次郎の代表的小説で、中国清朝末期の壮大な大河物語として、

非常に読み応えがありました。
 
 
歴史の荒波の中で、持たざるもの達である貧民出身の宦官李春雲と

科挙合格者の梁文秀が、必死で自分の運命を切り拓いていく姿に感動します。

西太皇=悪女のイメージが崩れ、日本ではあまり知られていない

「李鴻章」という人物に対しての見識が深まるなど、当時の中国についての

造詣が深まったことも、この小説を読んで良かったと思う点です。
 
 
もちろん読み物としても面白く、私は寝食を忘れて読んでしまいました。

是非。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.139
(4pt)

西太后はやっぱり謎の女

史実上の人物と架空の人物が入り混じって、清朝末期に繰り広げられる壮大な絵巻物語のはずなのだが、他のレビュアーも指摘しているように、万民のために清朝を葬り去ろうとする乾隆帝の霊の意思を受けて、西太后が苦悩するというメインテーマにちょっと無理があって、全体がすんなり流れない。
 その無理が西太后の人物描写に反映して、小説中の西太后は矛盾だらけの馬鹿っぽいおばあさんにしか見えない。あの混乱した時代にあれだけ長い間権力の座にあった西太后が、聡明でなかったはずはないのに、小説中で彼女が発する言葉には、その聡明さの片鱗すら見えない。他の史実上の人物は、李鴻章をはじめ、栄禄や袁世凱、康有為などみんな生き生きとしているのに、西太后だけが幽霊の乾隆帝と同じくらいつかみどころがない。外交の矢面に立って、本人が発した言葉がそのまま記録されている李鴻章などとちがって、御簾の陰にいた西太后の人物像は、いまだに謎が多いのかもしれない。
 西太后以外の史実上の人物の圧倒的な存在感で、主役だったはずの春児と梁文秀が、途中からかすんでしまったが、それも史実上の人物の取材が念入りだったからで、それなりに史実に忠実に書かれているようだ。インターネット上に登場人物の紹介もあって、どの人物が架空の人物かもすぐわかるので、歴史の教科書を読むより、ずっと楽しくこの時代を学ぶことができそうだ。科挙や宦官の制度なども念入りに書かれていて面白い。
 ここで疑問がひとつ。この物語の主人公、春児は小柄だ。宦官は小柄だったのだろうか。かつてヨーロッパでボーイソプラノを保つために去勢されたカストラートたちの身長は通常より高かった。生殖成長が始まらず、栄養成長が長く続くからだ。10才前後で去勢したら、背は高くなるはずなんだけど。

蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.138
(5pt)

フィクションならでは、浅田次郎さんならではの一冊。

フィクションならでは、浅田次郎さんならではの一冊。

実在しない人も登場して、清朝末期の、
中国ならではの政治の様子が表現されています。
そこにフィクションならではの物語性がふんだんに盛り込まれていて、それが面白い。

ちょっと長いのですがね。。文庫本だと4冊。
その長さも全く苦にはならない臨場感溢れる作品。

この小説を原作としたドラマが、中国と日本で共同制作されて、NHKで放映されました。
複数国で作ってほしいと思わせるこの作品。それが叶って読者としてちょっと嬉しいです。

ドラマを見た方にもおすすめです。
蒼穹の昴(上) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(上)より
4062074974
No.137
(5pt)

最高の歴史小説

浅田さんの小説はどれも好きですが、これは一押し。寝不足になるほど真夜中読み続けました。
途中で止めることができないです。登場人物が生き生きとして、まるで目の前にいるよう。
文献をたくさんお調べになられたのでしょう。細かい描写ひとつひとつに説得力があります。
歴史小説でこれほどハラハラ楽しみながら読めるものも少ないです。
歴史超大作エンタメとでもいうのでしょうか。まるで上質な映画を見るように、シーンがどんどん目に浮かんできます。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.136
(5pt)

日本人作家の手による中国史小説の金字塔

わたしが人生をかけて待ち望んでいた中国史小説である。初めて出会ったのは10年前だが、すでに4回読んでいる。中学生のとき、吉川「三国志」に手を出したのが中国史に踏み込んだ始まりだった。しかし多くの人が讃える三国志に、わたしは感心できなかった。

「何とかの戦いがあってその結果がこうなり、次にこういう戦いがあってその結果はこうだった。」三国志はほとんどそんな調子で、表面の事実をひたすら列挙していくだけで、人間の内面にまで踏み込んで書いていないため、いくら読んでも共感が湧いてこないのだ。これをスケールの大きな小説だという人もいるが、わたしには大ざっぱで粗雑な小説としか思えなかった。

読み手の好みと感受性の問題だと言われれば、それまでだ。しかし誤解を恐れずに言うと、中国文学にはスケールの大きさはあるが、緻密さ・繊細さが欠けていて、日本文学はその逆である。その両者を兼ね備えたのがロシア文学であり、例えばトルストイ「戦争と平和」なのだ。緻密さとスケールの大きさが融合しているから、ロシア文学は世界中で読まれるのだと思う。

この融合を中国史で表現した小説の登場を待っていた。パールバック「大地」でもいいのだが、やはりアメリカ人には中国文明の理解に限界があるようだ。浅田氏は日本人が千年以上にわたり積み重ねてきた中国研究の伝統を背負い、奇跡を起こしてくれた。まったく不思議な小説の登場である。

陳舜臣氏のあと書きには失望した。古典知識を自慢しているだけで、あと書きになっていない。氏の独断場だった中国近代史に、才能ある日本人作家が踏み込んできたことに脅威を感じたのではないだろうか。氏の代表作「アヘン戦争」と読み比べてみるのも面白いかもしれない。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.135
(5pt)

感謝

登場人物がみんなとても魅力的。

史実にはいない人物もいるのだけれど、本当にこの時代に生きてたのじゃないかと思えてきて、
「この人達のために、この物語を読んであげて良かった」
と何故か思ってしまいました。

面白いとか、感動したとかより、
「読んで良かった。感謝。」という感想です。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.134
(5pt)

感謝。しぇいしぇい。

登場人物がみんなとても魅力的。

史実にはいない人物もいるのだけれど、本当にこの時代に生きてたのじゃないかと思えてきて、
「この人達のために、この物語を読んであげて良かった」
と何故か思ってしまいました。

面白いとか、感動したとかより、
「読んで良かった。感謝。」という感想です。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.133
(5pt)

とても美しく、そしてとてもやさしい。

この物語に出てくるオトナ達は、とてもカッコイイ。
吟じる言葉は美しく、根底にはやさしさが溢れている。
物悲しくも、いい夢が見れました。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.132
(4pt)

いい意味で、やはり娯楽小説

康有為の変法運動(立憲君主制改革)と挫折のあたりが背景です。変法運動は敗れ、変法に理解のあった光緒帝は西太后に幽閉されます。皇帝派の文秀は苦境に陥ります。春雲は、必死に文秀を助けようとします。文秀と春雲の会話で、春雲は自分に昴の運命なんかないことを知っていたと告白します。春雲は、自分の運命を変えた。星をも動かすとよばれる進士の文秀は占い師の予言した運命を辿り、進士でもない糞拾いの子の春雲は完全に運命は変えた(偽りの予言を事故実現した)ところに二人の運命の皮肉があります。袁世凱の牢から逃げ出した王逸が子ども時代の毛沢東にであうところなど、いかにも娯楽小説。
 もともと愛新覚羅(アイシンギョロ:皇帝家)家の宿敵であった葉赫那拉(イエホナラ)氏の末裔である西太后が、天命を失いつつある王朝を一人で支える、という設定もまた運命の皮肉です。
蒼穹の昴(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(4) (講談社文庫)より
4062748940
No.131
(4pt)

歴史中心になってきた

春雲や文秀などの架空人物が主人公ですが、3巻になると西太后や李鴻章などの実在人物による「歴史」を中心とした物語に徐々に移ってきています。日清戦争は、日本VS清国、というより、日本VS李鴻章の私兵、という構図だとは知らなかった。この戦争で李鴻章は失脚し、李鴻章の副官だった袁世凱が台頭するところなど、このあたりの歴史の流れはゴチャゴチャでよくわからなかったのですが、この本(小説だけど)を読んで理解しやすくなりました。普通にためになります。
 西太后は、シャープだけどどこか女っぽい、なんとなく頼りになるんだかならないんだか、というキャラクターとして造形されています。3巻の最後に、春雲が、大宦官の李蓮英から打たれようとするとき、春雲の日頃の善行が幸いして、多くの宦官が身を呈して春雲を守る場面は感動的だった。「主人公の破格の出世・出世ゆえのさまざまな辛苦・主人公の崇拝者や庇護者たちとの連帯」という3点セットは、文体も設定も違うけど、なんとなく栗本薫さんのグイン・サーガを思い出した。小説としては王道パターンの一つかも。
蒼穹の昴(3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(3) (講談社文庫)より
4062748932
No.130
(4pt)

春雲の出世

※第2巻までしか読んでいない段階でこのレビューを書いています。
 春雲(チュンル)には昴の宿命がない・・・しかし、春雲は自らの運命を信じ、そして切り拓いていきます。さまざまな演劇の荒業(軽技)を身につけ、チャンスを待ちます。そして、西太后の前でとっておきの技量を披露するチャンスがおもわず巡ってきます。このあたりは、小説の王道パターンかも。
 その一方、実権を握る西太后の取り巻きである守旧派(后党)と、光緒帝の親政を望む改革派(帝党)との暗闘がはげしくなっていきます。伯母と甥の関係にあるこの二人は、実際には非常に仲睦まじい、という設定です。西太后は、光緒帝を愛するが故に、困難な時勢を若い光緒帝に手渡すことに躊躇します。西太后なりの「母性」という設定です。
 小説の中心人物(春雲や文秀など)の多くは架空の人物ですが、西太后や袁世凱など、多くの実在人物が織り成す史実のドラマに深くからまっています。
蒼穹の昴(2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(2) (講談社文庫)より
4062748924
No.129
(5pt)

清朝・西太后の時代のおはなし

※第1巻のみ読んだ段階で以下のレビューを書いています。
 清朝末期を舞台とした小説です。主人公の李春雲(チュンル)は、極貧の子ですが、元宮廷占い師の婆に「中華の財物ことごとくをその手にからめとる」と予言されます。もうひとり、春雲の死んだ兄の友人である梁文秀(シーリアオ)もこの占い師に「天子を支える重い運命を背負っている」と予言されます。
 梁文秀は、奇跡的に科挙に登第し、紫禁城にあがります。文秀の運命に刺激された春雲も「春雲なりのやり方」で宮廷を目指します。すでに腐臭の漂いはじめた清朝末期にあって、二人の運命はどうなっていくのか・・という内容ですが、非常に引き込まれました。
 科挙という試験制度の凄まじさなど、小説ではあるけれども、グイグイ引き込まれる描写です。また、春雲たちの時代の100年前に春雲と同じ「昴の運命」を背負っていた大帝である乾隆帝の幼少期のエピソードなど、子ども、あるいは、若さの一途さ・純真さがこの小説の輝きだと思います。この輝きが老いて朽ちていく清朝とコントラストになっていくのかもしれない。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.128
(5pt)

歴史小説でもないノンフィクションでもない…会心作!

文庫全4巻を読み終えて…
「久しぶりにわくわくどきどくの会心作を読んだ!」が第一印象でした。
舞台としている時代、場所から異色ですが(まぁラストエンペラーとか
とは重なるのでしょうが、日本人にはなじみの少ない清朝末期)、その
ストーリーは史実に基づきつつも、星占いによる運命を縦糸にして、
人間ドラマに仕立てられていて、一気に引き込まれます。
古き祖先の伝説や異国(ヨーロッパ)からの書簡などを織り交ぜ、時間と
空間をいきつもどりつしながら、物語を積み上げていく手法も興味深く
読みました。
そして、何よりも登場人物たちのキャラがたっていること!史実に登場
する実在の人物も、架空の人物も、それぞれが人間臭く、かつ、きちんと
書き分けられていて、著者のテンポのいい文章のうえで、瑞々しくその
役割を演じているかのようです。
実は浅田作品は初めてだったのですが、想像以上に楽しめました。
蒼穹の昴(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(4) (講談社文庫)より
4062748940
No.127
(5pt)

史実が次々と…空白の時代に息吹を!

アヘン戦争を機に列強各国に進出されるがままの清国。
国家の危機にあって、皇后派(守旧派)と皇帝派(改革派)の抗争が
静かに進んでいきます。そして時には激しく、暗殺未遂、毒殺といった
形で表面化し、ますます国家は傾いていきます…
本巻からあらたな登場人物として日本、アメリカのジャーナリストが
登場。彼らの登場により、末期清朝の混沌とした租界のイメージが
膨らみます。さらには、李鴻章による鮮やかな香港99年割譲の交渉…
世界史オンチにとって清朝末期はまさに空白時代。その時代を生き生きを
描いてくれる、みどころ満載の第3巻です。
蒼穹の昴(3) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(3) (講談社文庫)より
4062748932
No.126
(5pt)

忠国の将軍・李鴻章登場!

運命に翻弄される清朝末期の人間模様を史実、脚色とりまぜて描く
大作第2巻。
文秀は官僚の道を歩み始め、春児は老いた元宦官たちが吹き溜まる
寺で、皇太后の側近への近道である舞踏を身につけていきます。
一方、清国が諸外国に食い物にされていくなかで、精力的に交渉を
重ねる李鴻章。この巻では、李将軍のエネルギッシュな働きぶりと
国家への忠臣ぶりがみもののひとつになっています。
国家のありかた、そして、皇后と皇帝のどちらにつくかについて、
清国政府は二派に分かれ、お互いに謀略を図り、物語は緊迫感を
ましていきます。
それにしても、この長い物語全体に通じていることですが、西太后が
権力に固執する悪女ではなく、若き皇帝に自身の子供同然の愛情を
注ぎながらも、その愛のままに行動できないジレンマを抱えた女性と
して描かれているのは新鮮な感じがします。
登場人物に感情移入しやすく、ぐいぐい読み進められる作品です。


蒼穹の昴(2) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(2) (講談社文庫)より
4062748924
No.125
(5pt)

清朝末期を舞台にした人間物語第1巻

時代は清朝末期。大国ながら諸外国の食い物にされ、政権腐敗が進行する
清国を舞台にした物語。
第1巻は遊び人ながら科挙を目指す文秀と糞拾いの少年春児の青春時代が
中心。
特に、科挙のしくみや宦官の実態など知ってそうで知らなかった実態が
細かく描かれ、ある意味ショッキングでした。
また、西太后もこれまでと少し違うイメージで登場します。
初めての浅田次郎作品なのですが、あまりの面白さに一気に読み進めました。
次巻以降が大変楽しみな第1巻です。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.124
(4pt)

雰囲気だけでも

時代小説。しかも全四巻ということで敬遠していたが、ついに読んだ。

難しそうなところは飛ばしつつ、雰囲気だけを読んでも十分面白かった。
読んでいて、歴史の知識を踏まえつつ読むともっと最高に面白いんだろうと思った。
悔しいなー、自分の知識の無さが悔しい。

知識がないなりにも、歴史上の実在の人物が出てきたときには興奮した。
毛沢東が出てきたときなんて鳥肌が立った。

序盤の科挙のエピソードが一番分かりやすくて好きだった。
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.123
(5pt)

すごい超大作

浅田次郎先生の超力作。歴史をベースにお得意の猟奇譚的手法を随所に取り入れて大変に読ませる作品だと思う。これだけの作品を仕上げるためにはどれくらいの史料を読み込まないといけなかったかと想像すると、プロの作家さんとは本当にすごいなあと感心せざるを得ない。西太后を中心に歴史上の人物も生き生きと描かれていて、清代歴史マニア(なんているのか?)にはたまらない内容。NHKで田中裕子主演でドラマ化されたが、必見。よくぞこんな超大作をドラマにできたもんだ!
蒼穹の昴(1) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(1) (講談社文庫)より
4062748916
No.122
(5pt)

貪るように読み進めました

読み終えるのがもったいないと思いながらも夢中で読みました。ずっと読んでいたかった。おすすめです!映画化しないかな。世界史に興味を持ち、中国にも行ってみたくなりました。
蒼穹の昴(4) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 蒼穹の昴(4) (講談社文庫)より
4062748940