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蛇の湯温泉殺人事件



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蛇の湯温泉殺人事件の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ミステリー要素より情感で読ませる一冊

吉村氏の作品らしく、情感を軸としたストーリーテリングが読ませる一冊。
語り部をこのシリーズお馴染みの警察両氏とする事で、実際はかなり悲惨で悲劇的な内容を重くならずず次の展開を期待させ続ける。
トリックというより過去から現在へ繋がる因果、人間の業を感じる(そういう意味で、どの登場人物にも感情移入できませんでしたが、俯瞰して楽しむ事が出来ました。)作品。
それだけに最後が呆気ない印象もあるが、このあたりは好みの問題かと思います。
今回も時間を忘れる愉しさを味あわせていただきました。
蛇の湯温泉殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:蛇の湯温泉殺人事件 (講談社文庫)より
4062753820
No.1:
(3pt)

親友とは?家族とは?

舞台は東京・奥多摩の温泉。
テーマは家族・子育て・私生児そして他人の不幸を喜ぶ心。
ミステリー趣向としては冒頭に殺人の発見、
そしていきなり“犯人”に事件経過を話つつ、
過去のフラッシュバックが交互に語られるという構造が本作の特徴。小説としてもミステリーの面でも、不自然な設定と進展ではあるが、
まあこのシリーズならこんなものだろう。蛇の傷に関しての真相はちょっとどうかな…という感じ。人間模様の交錯と愛憎入り混じった描き分けに関してはさすがで、
本作いちばんの読みどころはそこである。
蛇の湯温泉殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:蛇の湯温泉殺人事件 (講談社文庫)より
4062753820

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