高1の三倉雅時は、人が死ぬ一週間前から“死”の香りを嗅ぐことができる。

少女は親友を殺した。 そして、少女だけが大人になった――。

自由奔放すぎる両親が海外移住を決定したために、ひとりぐらしを始めることとなった女子高生・夏凜の住むマンションにある日突然、「猫股」らしきものが現れるようになる。

14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。

ずっと、わたしのそばにいて――。 海の近くの小学校に通う6年生の福田悠海と中園紬は親友同士。

本当に好きな人、本当に大事な友達、そして本当に好きになれる自分ってーー？ 高校生の恋と友情が交錯する、もどかしくて切ない青春グラフィティ！ 「人は見た目が99パーセント」と信じる高校2年生の柚葉。

きれいじゃない「推し」なんかいらない。 ――最低。

高二の芹澤心菜は、東高のボス、不良で名高い及川聖と付き合っていた。

就活で連敗続きの女子大生・唯。

ある少女の死が、私を変えた――。 ひと夏の、儚くも強い絆の物語。

2015年、夏。東京に住む高2の百合香は、真夜中に不思議な体験をする。

霊感があり生きづらさを感じていた稜歩も高三になり、同じ力を持つ榊と受験勉強に励んでいた。

中３の稜歩はいじめに傷ついて電車に飛び込んだ同級生・梢を救えず後悔していた。

心臓に爆弾を抱えた陽彩は、余命三カ月と告げられ、無気力な日々を送っていた。

高2の女の子・蛍は修学旅行の途中、交通事故に遭い、命を落としてしまう。

皆既月食の明け方、高二の高校生大和は、幼馴染みで引きこもりの雪乃が展望台から身を投げるのを目にした。

僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは―。

家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。

「命が終わるその時、もし“きみ”に会えたなら」。

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

過去は変えられないが、未来は変えられる―― 鎌倉に春一番が吹いた日、一台の快速電車が脱線し、多くの死傷者が出てしまう。

夢も目標も見失いかけていた大学３年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜という少女が現れた。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

最愛の人の死には三億円の価値がある――。壮絶で切ない最後の夏が始まる。