地下アイドルの“きみ”、イケメンの“あいつ”、冴えない“ぼく”、ギリギリを生きる魂たちが織りなすダークでポップな純度300%の青春小説!!

最果タヒが「食べる」を綴ったエッセイ集が文庫化! 「パフェはたべものの天才」「グッバイ小籠包」「ぼくの理想はカレーかラーメン」etc.+文庫版おまけ「最果タヒ的たべもの辞典(増補版)」収録。

「愛はいかづち」「限界人魚姫」「きみはPOP」「猫はちゃんと透き通る」……「言葉」が弾ける26の小宇宙。

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。

魂は身体の細部にこそ宿る 隠された美を掬い取り、やわらかに照らし出す。極上の随筆16篇。

「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだ――。

同情は美しい? それとも卑しい? 優しくたって、美人だって、幸せになるのは一苦労。第6回大江健三郎賞受賞作。

クラスでは目立たない存在の結佳。

今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。

死んだのは、二人。その死は、何を残すのか。

“バイバイ、地球――ここでアイドル活動できて楽しかったよ。

私立探偵マーロウは、ある弁護士からひとりの女を尾行し宿泊先を報告せよと依頼される。

「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竃は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。

婚約者・坂庭真実が忽然と姿を消した。 その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。