同時発生した警察を狙う異様な事件。晴山警部補は、警視庁内で同僚の拳銃自殺を目の当たりにした。

平和な住宅街の一角で発見された、右手首のない絞殺死体。側には、チョークで描かれた奇妙な図形と数字…。

王子警察署生活安全課に勤務する南條達也は、殺されたはずの恋人・真理子が実は生きていたことを知る。

渋谷の片隅で警察関係者の遺体が見つかった。明らかな他殺体を自殺と断定した鑑識課の検視官・綾織美音。

刑事に王道なし。

公安で培った術を駆使して解決のためならなんでもあり、捜査一課きっての実力行使派明日香。

幼少時に海外でテロに巻き込まれ傭兵部隊に拾われたことで、非常時における冷静さ残酷さ、常人離れした危機回避能力を得た小日向純也。

復讐のための警察組織に入った南條は、警視庁池袋警察署の盗犯系で刑事になるための研修を受けていた。

水面下で武装化を図る市民団体〈パグ〉を内偵中の公安0課作業班員・藪野と友岡は東雲の武器密造工場に侵入。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

死者の魂を送る「ツゲサン」を継いだ柊一。京都の大学生、沙織。

早瀬の旧家、東屋敷の一人娘が殺害された。敬次郎の呪いの罠を疑う当主は汐路に調査を依頼する。

王子警察署生活安全課に勤務する南條達也は、ひき逃げにあった恋人・真理子の復讐のため過去に殺人を犯しながらも警察官となり捜査を続けていた。

汐路のいとこ兄妹が命を落としてから数ヶ月、町を呪った近江敬次郎の復讐はまだ終わっていない―。

大学生の津村哲郎が死亡した。アルバイトで月二百時間を超える残業の果ての「過労死」だった。

高知県のとある集落で、住民全員が集団死する事件が発生。

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。

「刑事を辞めるか、人間を辞めるか」 新宿署の一匹狼刑事・佐江は法を捨て、日本最大の暴力団最高幹部・延井は、面子を捨てた。

恋人の復讐のためかつて人を殺めた南條達也は、刑事研修を終え、王子署生活安全課に配属された。

海に浮かぶ「密室」殺人者はここにいる。昭和34年。

リベンジポルノの相談が大学院生の綾子から村野ら支援課に持ち込まれた。

やんちゃが少し過ぎた俺は、祖父の差し金でマンションの管理人見習いに。だがそこは、「なんでもアリ」の殺し屋専用住居だった。

藤堂率いる国際的犯罪組織と、日本最大の暴力組織“本社”の銃撃戦に巻きこまれ、消息を絶った藤堂の娘・カスミ。

交番連続放火事件、発生。が、犯人の目処は立たず。

カスミは、タケルとホウを父・藤堂の知人が運営する薬物依存症患者の更生施設に連れてきた。

「彼女の心は男性だったんです」親友の焼身自殺に疑問があると、若い女性が杉並中央署生活安全課「何でも相談室」通称0係を訪れた。