心を、身体を弄ばれる女たち。その哀しみが狂気を生む！ ホテルから投げ出された男。

日本海でクルージング中の大学生・黒枝真也たちが奇妙な死に方をした。

文化人類学者の日下部遼は、勤務先の英陽女子大の卒業生、桜庭京子に会うために、田代ゆり子とともに福島に出向いた。

第一の殺人現場には、血痕がついたブドウ畑の絵葉書が遺されていた。第二の殺人は、毒入りワインによるものだった。

人間の焼け焦げた骨と肉の塊が、文化人類学者で、英陽女子大助教授の日下部遼のマンションに投げ込まれた。

北海道、井戸無村。そこでは生物農薬として使っていたてんとう虫が異常繁殖を始め、川魚を集団で襲うという怪現象が起きていた。

食い破られた喉、貪られた臓器、啜られた脳。女子高生の児島虹香はラブホテルで無残な死体となって発見された。

ホラー&ミステリの宇佐美まことのデビュー作。受賞作を含む7篇を収録。

江戸で相次ぐ無差別の人殺し。手口は様々で、骸の傍には必ず一輪の白椿が置かれていた。

4人家族の大黒柱である尼子拓真は、新築一軒家を購入し幸せの絶頂だった。

出産直後に殺された若い女の骸が発見される。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

「ファンシーカラーダイヤを委託なさってみませんか?」相田宝飾店のネットショップで呼びかけたところ、若くて綺麗な女性が、レッドダイヤやブルーダイヤのリングなどを持ち込んだ。

「世界一異常な探偵」こと四里川陣のもとを訪れた1人の女。

青山骨董通りに静かに佇む「相田宝飾店」の跡とり娘・青子。

北島早苗は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医。

ミリーが手にしたハウスメイドの仕事。だが、この家は何かがおかしい。

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。