有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件

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種別
長編
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あらすじ

2010年01月08日 有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件 (小学館文庫)

日本造形大学建築学部の教授・京極要平は、無二の親友で京都の老舗青果商「八百俣」の主人・木俣次郎と旧交を深めるため有馬温泉の旅館「陶泉御所坊」を訪れた。次郎の家族と、要平の助手・鷹山奈々子を交えた宴が開かれた翌朝、次郎が「御所坊」別館の庭で死亡しているところを発見される。さらに、次郎と取引のあった「檜山農園」の社長・檜山健一が姿を消した。京野菜の偽装問題が事件の鍵を握っていると睨んだ要平は、専門分野である旅館建築の知識を駆使し、真相に迫る。登場するのは、すべて実在する日本の名旅館。奇跡のコラボレーション企画、始動。(「BOOK」データベースより)

評判

有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件の評価:

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有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件の総合評価:

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感想一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2
(5pt)

止まらない

最初は難しいかな?

と思ったけど

どんどん想定外の犯人像へと。

実際に存在する旅館が出てきて雰囲気にのまれてました
有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件 (小学館文庫)より
4094084630
No.1
(4pt)

名旅館を取り巻く状況下での殺人事件という趣向

副題は「建築学者・京極用兵の事件簿」ですが、解説のエッセイストの柏井壽氏によれば、憧れの名旅館のガイドブック的な役割を果たしている「実名名旅館シリーズ」という構想が披露してありました。

有馬温泉の「陶泉 御所坊」という名旅館を実名で登場させる難しさは容易に理解できます。本書に随所にでてくる同旅館の料理、露天風呂、部屋の設え、温かいサービスなど、通常のガイドブックでは得られない密度の濃い情報も盛り込まれていました。
別のムックで、柏井壽さんと「御所坊」のご主人との対談も読んでいますので、そのような交流があるからこそ生まれた企画だと思います。

推理小説ですから、公開されている粗筋をこえる内容は書き込むことが出来ません。
ミステリーとしての趣よりも、設定や名旅館をテーマにした旅情感を大事にしているようです。京都弁を意識的に使用していますが、雰囲気作りにはよいのですが、読みにくく、これは一長一短でしょう。

日本造形大学建築学部の教授・京極要平という魅力的な主人公を作り上げ、同じく助手の鷹山奈々子という可愛いキャラクターを登場させることで小説の面白みが増しました。捜査への関与が許されるのは、これらの登場人物のバックにいる人物のお蔭で、オールマイティをもったような設定でした。

「京野菜」というブランドをテーマに展開されます。食の安全性や偽装問題といった今日的な話題も盛り込み、小説にリアルな社会的背景を植えつけていました。
京都府警の安西美雪を登場させるという柏木圭一郎ファンにはこたえられないサービスもあり、嬉しい趣向でした。ラストのトリックはなかなか興味深かったですので。
有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 有馬温泉「陶泉 御所坊」殺人事件 (小学館文庫)より
4094084630

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