十人の戒められた奇妙な人々
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2話くらい読むと、だいたい、パターンが読めるんだけど 壊れてく過程を、楽しむ??小説。 笑うセールスマンみたいなカンジです。 文章が読みやすいので、するする読めます。1日で読んでしまった。 ラストのオチがイマイチ。いらないくらい。 むしろ、なんで、この10人だったのかを、ちゃんと構成に入れて欲しかった。 | ||||
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十戒をテーマにした連作短編集。ホラーやミステリーというよりも、古き良き言葉でいうところの「エロ・グロ・ナンセンス」もの、あるいは山田風太郎が得意とする(よく考えると倉阪作品は山風のこの路線を正当に継ぐものかもしれない)世の無情を描いた作品。私生活において、仕事において、なんらかの問題を抱えた人達のもとに現れる「第十宗教哲学研究会」の男。第十宗教哲学研究会に洗脳された彼らは、次々に発狂して死を迎えてしまいます。登場する人物たちは、倉阪ワールドではよく登場する、売れないミステリ作家から印刷・編集業界など、全部で10人。十戒の1つだけを厳重に守るように厳命されるのですが、結局は守れない、という展開。あらすじを書くほど山風テイストに思えて来るのが不思議…。ラストはキリスト教に対する痛烈な皮肉。小口を黒く塗ってあるので、カバーの縁と合わせて箱のように見えるのが面白いです。十戒の石版のイメージや、物語そのものが“閉じて”いることを表現しているのかもしれません。 | ||||
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