粒と棘
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あらすじ
戦後、東京。暗闇の底に灯る一瞬の生の輝き。占領と復興の十年、名もなき人々の人生と犯罪を描破する珠玉の六編。ある男は、上海から空輸されたダイヤモンドの行方をめぐって追手から逃げる――飛行士として空を駆けた日々に思いを馳せながら。ある少年は、みずからと似た境遇の浮浪児を集めて地方の農家に身売りする――それが彼らにとっての幸福に違いないと信じながら。ある女は、紙芝居の出版社で働く傍ら許婚とともに義兄の帰りを待ち続ける――父のいなくなったこの国で自由とは何か悩みながら。一九四五年、第二次世界大戦の終結とともに被占領国となった日本の状況は一変した。あらゆるものを失い、時に犯罪に手を染めてもなお、生きるために人々はもがく。惨めにも、時に気高く。占領と復興の十年を駆け抜けた名もなき人々の生を描破する珠玉の六編。(「BOOK」データベースより)
評判
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粒と棘の総合評価:
10.00/10点 レビュー 1件。
感想一覧
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背景描写も素晴らしい。
粒揃いの6篇ですが、「少年の街」が特に好きです。泣きながら読みました。