おたふく物語
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
おたふく物語の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
藤沢周平好きの母が、ほぼ全部読んでしまい、もうあと読むものがないと悲しんでいて、全然違うけれど面白いよ、と送ってあげました。楽しく読んだようです。 まずこれを買ったのは、「おたふく」が入っていたから。短い物語では、「おたふく」「三十振袖」「木戸を開けて」が特に好きな作品のため、まず文庫で目についたこちらを薦めてみました。 全集は、物語の時系列ではなく書かれた時系列で編まれており、おたふくが最初に来ています。そちらを読んだ当時は、あまり考えずに物語の時系列で配してくれればいいのにと思ったのですが、時系列で読むと、おたふくの物語の要が最初からわかってしまうことになり、やはり書かれた時系列で読むのが正解だと感じました。 この文庫は他と差別化するために物語の時系列で置き直しており、新しい試みかと思いつつも、これではシリーズの主役である「おたふく」を愉しむ醍醐味を味わえないのが残念なところです。 ちなみにこの「おたふく」が好きすぎて、ずっと前にNHKでやるのなら、おしずが鈴木京香、おたかが板谷由夏、貞二郎が遠藤憲一と勝手に頭の中でキャスティングしていましたが、遠藤さんが超メジャーになったり、みんな年を取ったりしてしまいました。また新たに妄想キャスティングしてみようと思います。 マイナス1は構成とともに、表紙のイラスト。味のあるイラストですが、タイトルのおたふくが隣に来ているので、これはない。おたふく顔ですらないユニークな面差しとタッチですが、これでは「おたふく=醜女」のような内容の物語と誤認されかねない。イラストレーターも発注者も物語を読まずに仕事したかと誤解されかねませんよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても楽しい作品で、日本人ならではの、忍んだ恋や、思いやり、今の生活には 忘れていた気持ちを思い出しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前進座の芝居を昨年10月に観劇してから原作を読みたいと思っていました。良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんと言ってもおたふく三部作(「妹の縁談」「湯治」「おたふく」)が、一挙に読めるのが良い。 読めばあなたも、おしずに恋をする。夢に出るよきっと(笑い)。 あと解説もすごくいい。他文庫だと木村久邇典さんが多いんだけど、こちらはまた違った周五郎像が解説されている。 周五郎ファンなら解説だけでも一読の価値あり。 他、収録の「凍てのあと」「おさん」も本当に秀逸でいいんだけど、おたふく三部作のように他文庫収録作品をひとつにするのなら、 「雨あがる」 雨あがる (時代小説文庫) と「雪の上の霜」 人情裏長屋 (新潮文庫) とか、 「ちゃん」 大炊介始末 (新潮文庫) 、「かあちゃん」 おごそかな渇き (新潮文庫) 、「あんちゃん」 あんちゃん (新潮文庫) を収録してみても良かったように思う。 そうは言っても、買って損なし、お代は見てのお帰りだよ!! | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|