ルパン三世小説版

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種別
長編
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あらすじ

2022年04月14日 ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫)

TVアニメ「ルパン三世PART6」でも脚本を執筆している2022年に90歳を迎える作家・脚本家の辻真先が、1980年に双葉社から出版した幻のオリジナル「ルパン三世」小説の復刻。作者らしい遊び心あふれた長編ミステリーに仕上がっており、カバーイラストや作中のイラストを原作者のモンキー・パンチが描いているのも魅力の一つです。(「BOOK」データベースより)

評判

ルパン三世小説版の評価:

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ルパン三世小説版の総合評価:

8.67/10点 レビュー 3件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3
(3pt)

ルパンファミリーのファイトは、きみたち読者、視聴者が声援を送ってくれるなら、永遠に燃えつきることはないんだ。

誕生から半世紀以上を迎え、現在(いま)もなお、コミックやアニメを作られ続けるなど不動の人気を誇る国民的アニメ『 ルパン三世 』!

本書はTVアニメ草創期からシナリオライターとして数多くの作品を手掛けてきた 辻真先 が1980年(『 ルパン三世 』TV第2シリーズ放映時)に刊行された小説の復刻版ノベライズであり、記念すべき『 ルパン三世 』ノベライズの第一号だ。

先にも述べたように辻はライターとしても巨匠であり、昭和アニメの生き字引ともいえるくらい数多くの作品を執筆したが意外と『ルパン三世』には関わっておらず、近年の『 PART6 』(第3話「大陸横断鉄道(嘘)の冒険」)が齢90にしての初参加となった。
辻はライター以外にも推理作家としての顔ももち、当時としては珍しいアニメのノベライズも手掛けてきたので本編には参加していなくても執筆するのは自然の流れだった。

・ 暗黒街の魔術師といわれる白乾児(パイカル)の元から秘密メモを盗んだ不二子のためにルパンが対決することとなる……第1話「ルパン死すべし」
・ 執筆のためにモデルとなる女性をさらう“男爵先生”とルパンとの対決を描いた……第2話「サスペンス・ゾーン」
・ 今一番の売れっ子女優をルパンの名を騙る人物が誘拐した事から本物のルパンが乗り込むことに……第3話「魔女戦線」
・ 敵の策略で罠にはまったルパンが気付いた場所は絶海の孤島であった……第4話「集まれ奇人ども」
・ 『ルパン』の映画化に怒り撮影所に乗り込んだルパンが逆に映画に出演することに……第5話「『ルパン伝』猛撮影中」

各エピソードがバラバラのオムニバス形式かと思いきや一応は一貫しているが、全体的にスラップスティックコメディ調のおふざけのユル~い内容で感想としてはイマイチだった。近年に出されているノベライズの方がマトモに思える(金田一シリーズでいえば『 金田一耕助の冒険 』を見せられているような感じだ)。

ゲストキャラとしてルパンシリーズの中でも人気の名高い 白乾児(パイカル) が登場しており、ただしアニメ(『ルパン三世』PART1第2話『 魔術師と呼ばれた男 』)に登場するような無機質な印象とは異なり、洒落な言い回しをする洗練された人物に改変されている。
そのうえ、「不死身の男」が代名詞だった白乾児が本作では催眠術で相手を意のままに操るのを得意とし、それで統一されているのもあまり芸がなかった。
しかも本作では白乾児の妹として高梁(カオリャン)を登場させているのだがあまり活かされてなかったし(印象に残らない)、もう少しキチッとした形の物語を読みたかった(40年前のアニメノベライズなのでこういう感じなのかもしれないが……)。

最後にモンキー・パンチ×おおすみ正秋×辻真先による特別鼎談「『ルパン三世』を大いに語る」〈2015〉は必読です。
ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫)より
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No.2
(4pt)

懐かしい。

辻真先さんが油が乗ってる時に発表された幻の小説。

PART1、PART2を知っている人にはくすぐられるような内容でよかった。
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No.1
(4pt)

双葉社から最初に出た新書判、未だに愛読してますが

巻末に大増量された《解説文》読みたさに購入しました。
著者、辻真先センセイがお得意の"タイポグラフィ"や"ことば遊び"を
駆使して描き出そうとしたのはあくまで"モンキーパンチ"のコミック世界。
アニメONLYな読者はカタスカシ喰らわされそうですよ。
ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫)より
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No.0
(5pt)

part1、part2の時代を感じさせ、それを更に飛び越えるルパン

物語はアニメpart1の名作、パイカルとの戦いを辻さん独特の遊びも交え、割合忠実にノベライズした第一話から始まります。
そして、原作の印象的なエピソードに、これまた遊び心満載のアレンジを加え、全体を通した悪役としてパイカル、その妹・コーリャンをキャスティングする構造なのですが……

テレビの世界、特にアニメの世界で活躍し続けてきた辻さんならでは、芸能界の裏を大胆に取り込み、何処かで見たような俳優さんが登場するなど、他の人がルパンを描けば絶対出てこない展開へ雪崩れ込んでいきます。

そして、今となっては滅茶苦茶貴重な「辻真先×モンキーパンチ×part1の演出家・おおすみ正秋」三氏による対談も凄く面白い。
多分、これから先も亜流、傍流の類が出てこないであろうオンリーワン「ルパン三世」のマンガ、アニメが如何にして誕生したのか、どのような発想で今の形に近づいていったのかを知る事ができます。
小説としての面白さは勿論なのですが、次世代のオンリーワンを目指す若きクリエイターの人達に読んで欲しいなぁ、としみじみ思いました。

ちなみに、最後のエピソードでルパンが実写映画化されるという下りがあり、その撮影現場にルパンが乗り込むんですけど、まさか小栗旬主役で本当に実現してしまうとは、当時は想像もつかなかったでしょうね。
できるものなら辻さんのシナリオで、再トライしてほしい気がします。
ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫) Amazon書評・レビュー: ルパン三世小説版<新装版> (双葉文庫)より
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