おはようおかえり



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    初公開日(参考)2021年11月
    分類

    長編小説

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    おはようおかえり

    2021年11月10日 おはようおかえり

    真面目な姉と自由奔放な妹。二人の姉妹に訪れる思いがけない出来事とは―― 北大阪で70年続く和菓子屋「凍滝」の二人姉妹、小梅とつぐみ。姉の小梅は家業を継ぐため進学せず、毎日店に出て和菓子作りに励む働き者。 妹のつぐみは自由奔放。和菓子屋を「古臭い」と嫌い、大学で演劇にのめり込みながら、中東の国に留学したいと言って母とよく喧嘩をしている。 そんなある日、43年前に亡くなった曾祖母の魂が、何故かつぐみの身体に乗り移ってしまう。凍滝の創業者だった曾祖母は、戸惑う小梅に 「ある手紙をお父ちゃん(曾祖父)の浮気相手から取り戻してほしい」と頼んできた。 手紙の行方を辿る中で、少しずつ明らかになる曾祖母の謎や、「凍滝」創業時の想い。姉妹は出会った人々に影響されながら、自分の将来や、家族と向き合っていく。(「BOOK」データベースより)




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    おはようおかえりの総合評価:5.33/10点レビュー 3件。-ランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.3:
    (1pt)

    この作品はイマイチ

    近藤史恵さんの作品は好きで色々読んでますが、この作品の良さは私にはわかりませんでした。
    おはようおかえりAmazon書評・レビュー:おはようおかえりより
    4569850685
    No.2:
    (3pt)

    大変楽しく読みました・ネタバレあります

    2通の手紙の鮮やかさっぷりに痺れてみた
    ちょろっと通りすがりに仲良くなった子の意見で、2時間で価値観を修正できるひいばあちゃんは伊達に歳食ってないんだなあ。と
    大丈夫?と聞かれて「ダメに決まってんじゃん」と答えるようになってから、自分に「大丈夫?」と問いかける人はいなくなった。そうか。大丈夫と言わされたくなかったからそういう返事をする様になったんだっけと思い出した。「大丈夫?」って「大丈夫。」という返事を想定している問いかけなんだよね…
    今回も機微の部分を堪能しました
    おはようおかえりAmazon書評・レビュー:おはようおかえりより
    4569850685
    No.1:
    (4pt)

    軽妙な甘味処

    新刊告知で『おはよう おかえり』のタイトルを見たとき、朝の挨拶の「おはようございます」と帰宅した家人を迎える「お帰りなさい」を並列させた題名だと思っていた。しかし読んでみると、出かける人の背中にかける「お早う、お帰りを」という、最近ではあまり口にされることが少なくなった見送りの言葉だった。上品で朴訥で「早く帰ってくれないと寂しい」「お帰りを何よりも心待ちにしています」といった、情愛の深さや暖かさを感じさせる言葉のようでありながら、ニュアンスひとつで「帰りの遅いときは何処に寄り道してるんだ」「早く帰らないと承知しないぞ」といった猜疑の毒や威嚇の針を、暗にひそませることも出来る、軽やかさのうちにも微細な表情の明暗をも滲ませる言葉だが、それは著者の作風そのものを表しているようでもある。

    明治から続く大阪の小さな和菓子店に生まれた二人の姉妹。ただ何となくの惰性のまま大学進学もせず和菓子店をつぐ道を歩む姉と、大学に進み演劇に留学にと奔放に活動する妹。対照的な生き方をする姉妹だったが、ある日突然、曾祖母の霊魂が妹に乗り移り、その昔したためた手紙を回収してくれと、ヒロインの姉に頼む…。

    ホラーのような設定だがオドロオドロには展開せず、手紙をめぐる謎もあるが、ミステリのような緊迫した謎解き小説ともなっていない。どこにでもありがちな日常の風景を淡々と描きながら、そこにふと灯った非日常の光が、見落としていた心理の綾や、見ないように過ごしていた情念の屈折を、あらためてヒロインたちの眼前にあぶり出してみせる。『ビストロ・パ・マル』シリーズや『みかんとひよどり』など、グルメを題材にした作品も多数ある著者だが、今回は和菓子を中心としたスイーツの装飾が全編にちりばめられている。ヒロインたちの喜怒哀楽とともに描かれるさまざまな人生の機微も、軽妙な文体で練り出された色とりどりの和菓子のようにイメージされる。クドさのないほのかな甘味のなかにも、酸味、苦味、渋味なども混在させてた繊細な菓子の風味を、気負わない平明な語りで楽しませてくれる作品となっていた。
    おはようおかえりAmazon書評・レビュー:おはようおかえりより
    4569850685



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