紅の雁: 本所竪川河岸瓦版
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やはり、真行の相手はお鶴さんですね、こういう終わり方もあるのですね。 思いも寄らない結末が待っていました。 この表紙がそれを表していました。 雪乃さんは人柄も素晴らしく、立派なお武家の正室には雪乃さんであることは真行も 心にあったし、雪乃さんの良さに惹かれることのある自分を認めてもいました。 でも、真行には、お鶴さんとお糸ちゃんがいないといけません。 お糸ちゃんの描き方がいいなと思います。 いつも真行にすっかり甘えきっていて、どんなに「あなたの子ではありません」とお鶴さんに 言われても、真行の子であることは間違いないです。 寄りにも寄って、お糸ちゃんが真行と手をつなぎ、真行の足にしがみついている…これは お糸ちゃんにも真行にも当たり前の日常だったはずですが、これを見た武家娘の雪乃さんは、 たまらなかったはずです。 真行が花房を訪れたときの、お糸ちゃんの決まり文句、「おじちゃん、よく来たね、うれしいね」は、 読むたびに、魯迅の「故郷」の中の「ああルンちゃん、よく来たね」を思い出しました。 作者の遊び心かもしれません。 | ||||
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