恋の辻占 槍の文蔵江戸草紙
- 岡っ引 (68)
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主人公は食いしん坊で、軽輩の田舎侍。 槍の名人というのがこの種の小説としては珍しい。 食べ物・料理、江戸の風物については、この作者は(他のシリーズもそうだが)一流だと思うし、剣戟シーンもかなりリアルでいい。 槍と言えば加藤清正の虎退治。画像を検索すると、長槍で且つ素槍より十文字槍が多い。 私は武器系・体術系の伝統武道を、合わせて10年ほど修行したが長い武器は難しい。 個人的には、四尺二寸の杖(ジョウ)が万能で好きだが、まあ、それは本書には関係ない。 七尺の長槍を四六時中、持ち歩くというのは、どう考えてもリアリティに乏しいが、それはこのシリーズの特徴だから目をつぶろう。 軽輩の田舎者という設定は本当にありそうで、同著者の他のシリーズ(若殿もの等)よりいい。 無理筋なのは、サブキャラクターの少女「おけい」の境遇である。この孤児の少女を、姉妹のように親しくしている槍術道場の子息の後家・早苗が、身の立つようにしてやらない、というのは不自然過ぎる。 文句を言えばキリがないが、この著者のシリーズのなかでは、楽しんで読める部類といっていい。 | ||||
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「恋の辻占」「おけいの涙」「雨後の神隠し」 蕎麦売り平次郎シリーズが好きだったので、購入。 積読歴長し。 読み始めたら、するする読めた。 料理のシーンは、美味しそうで、味噌がゆが食べたくなった。 ただ残念なのは、いくつか校正もれがあったこと。 簡単な間違いなのだから、作者はもちろん、編集者は絶対に気づくべき。 172Pの「東左衛門」は「八郎右衛門」でないと意味が通じないし、 202P唐突に「長沼」という名が出てくるが、「細沼」の間違いと思われる。 281Pにも道場主の「浅沼」が出てくるが、道場主は「細沼」である。 こんな間違いをするくらいなら、道場主の名前は「長沼」もしくは「浅沼」にしておけばよかった。 そしてこれくらいの間違いを見抜けない編集者は要らない。 内容が意外に面白かっただけに残念。 | ||||
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藩主に付き従い江戸入りをした浅黄裏の文蔵。しかし彼は槍の遣い手で料理上手。 おみくじ売りの娘おけいが摸った財布をめぐり、人殺し事件に巻き込まれてしまいます。 文蔵が事件の謎解きと悪人退治に活躍する物語だが、 槍を担いで街中を歩いたり、槍を転がして居酒屋で飲み食いする設定は、 何か野暮ったく槍がお荷物に感じられ物語全体のスマートさを消していると思います。 個人的には、やはり剣の遣い手の方が主人公の容姿に関らず物語が引締まり格好良かったと思います。 | ||||
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