忍法女郎屋戦争
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忍ぶ、忍ぶひたすら忍ぶ忍者のつらい生きざまを描いた7編を収録。 「忍法女郎屋戦争」江戸幕府公営の遊郭を取り仕切ることになった忍者。売上が伸び悩んでつらい。 「忍者服部半蔵」忍者なんてばかばかしいと思っているのに、頭領に指名されちゃってつらい。 「忍法瞳録」目に映ったものを録画する瞳録の術。恋する娘の瞳には、かつて自分の父親が彼女の両親を殺した様子が記録されていてつらい。 「忍法肉太鼓」大奥の側室たちを自らの術で苦労して懐妊させた忍者、でも政変で上役が代わってら今度は…つらい。 「忍法阿呆宮」仲間の忍者を監視する役目のため、自らの苦楽の感覚を消す修行をする忍者。修行の末、ただ一度自らの望んだ快感を得たい一瞬が訪れた際…つらい。 「忍法花盗人」(「柳生忍法帖」でおなじみ)蘆名一族が殿の不具を直すために奮闘。でもその見返りは…つらい。 「妻の忍法帖」伊賀組に婿入りした御家人。修行に挫折し人生に絶望し浮気心をおこしたものの…つらい。 どれも面白いけれど、一番の読み物は「忍者服部半蔵」かな。 非情。 | ||||
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忍法帖シリーズ短編集、全7編収録。 巻頭表題作は「国営遊郭」「企業」「設備投資」等々、江戸の昔からあったとは思えない発言がぽんぽん飛び出てくる、捧腹絶倒の赤坂遊郭の顛末。 これ、元ネタになる出来事はあったのでしょうか? 調べてみましたが分からなかったです。 タイトルからイメージされるユーモアたっぷりの忍者話は巻頭巻末の2編のみで、残る5編はいずれも太平の世に為政者の都合に振りまわされる、忍者たちの残酷物語。 忍者の生き方に否定的な服部家の末っ子が、幕府という組織に取り込まれるや人格から一変してしまう「忍者服部半蔵」が収録作中のベスト。 | ||||
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