この世の果て



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初公開日(参考)2000年07月
分類

長編小説

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この世の果て (扶桑社ミステリー)

2000年07月31日 この世の果て (扶桑社ミステリー)

湾岸戦争の帰還兵ジョーは、失踪した兄を探してシアトルに向かっていた。車が壊れ、やむなくヒッチハイクすることにしたジョーを男女二人組が拾う。その男リックに持ちかけられた儲け話を受けたジョーは、なぜか殺人事件に巻き込まれ、凶悪犯に仕立て上げられてしまう。その背後には、アモン教と呼ばれるカルト教団があった。北へ、北へ―逃走を続けるアラスカの地の果てで、最後に彼を待っていたものは…極限の自然を背景に、人間の根源を探る追跡ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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この世の果ての総合評価:4.67/10点レビュー 3件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3:
(2pt)

ちょっと欲求不満な気が・・

邦題は思わせぶりなんですが、原題のままで良かったのでは? 確かにタイトルで手に取る場合も多いので、わかりますけどね。 私は、原語版を未読なので翻訳云々はわかりませんが、ストーリー的には北米大陸を縦断するみたいな進行なので、映画化したら面白そうです。 ただ、プロットを幾つも盛り込んだ挙げ句にラストがうまくまとめられてないので、「夜の終わる場所」を読んでから来た者としては、スッキリしません。 サスペンスじゃなくて、現代文学なら、スッキリさせる必要もないんでしょうけどね。
この世の果て (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:この世の果て (扶桑社ミステリー)より
4594029574
No.2:
(2pt)

翻訳が。。。

物語自体は展開の予想がつかずどんどん読みふけっていくおもしろさがあるが、なんせ翻訳がへたくそだ。翻訳のレベルの低さがこの小説の価値を落としている。残念。
この世の果て (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:この世の果て (扶桑社ミステリー)より
4594029574
No.1:
(3pt)

居場所があり、保護されることは重要だ

変わっている。特に変なのは登場人物の動き全般とストーリィの進めかたと描出するシーンの選び方。ステレオタイプな登場人物が好きなわけでは決してないが、ここまで真意の読めない、というか何を考えているかわからない人物たちが、勝手に動いてストーリィを作り上げている印象が強いのも珍しい。はっきりいえば、「心に哀しみをたたえている」人物たちのどれもこれも食い足りなかったのだ。 一応主人公と思われるのが、ジョー(ジョーゼフ)・カーティスなのだが、コイツがどうもよくわからない。対比するように描かれるのが、インディアン出身でATFのリーアン・レッド・フェザー捜査官で、彼女は比較的解りやすいのだが、それとてもジョーと比較しての話。中でも一番解らないのが、リーアンの弟カルビンだろうか。他人など決して理解することができない、人間の行動に一貫性などない、というような視点から読むしかない。 キーワードは「自分の居場所」? カルトでしか自分の居場所を見つけられなかった人たちとアンダーカヴァーとすらいえない捜査で、自分本来の居場所を見つけつつあるリーアン。最終的にはジョーもここで居場所を見つけた? のなら、こんな危険な小説は無い。反社会的なカルトを扱っているにも関わらず、勧善懲悪的でなく、或る意味肯定すらするような雰囲気すらあってよくわからない。もちろん、カルトを肯定といっても、精神的な意味であって、先鋭化して反社会的行動をとるようになったカルトを弁護しているわけではない。人間が本来居るべきところ、という意味では、カルトも理解できるし、スピリチュアルなアプローチもわかる。だが、全体的に朧で、印象が薄い。アクションがいらないのだ。 ストーリィとしては、エンターテイメントへの拘りが、悪いほうに出た例だと思う。軍の暗躍などは、本当に必要だったのか。もう少し刈り込んで、密度高く構築したほうがよかったのではないか。作者が本当に描きたかったと思われる、スピリチュアルな物語を中心に、軍の動きなどは思いっきり省いて。後半になって、急に時制がつかみにくくなり、突然時間が戻るような錯覚に何度も襲われて、せっかく読書の推進力になっていたサスペンスの糸が突然断ち切られてしまったようでとても残念だった。 だが、人生を見つめる透徹した目は、この作者ならではのもので、洞察力に満ちた大人の鑑賞に堪ちるミステリではあると思う。こんなロードノヴェルを読んだのは実に久しぶり。翻訳が良ければもっとのれたかな。
この世の果て (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:この世の果て (扶桑社ミステリー)より
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