海賊とよばれた男

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種別
長編
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あらすじ

2012年07月12日 海賊とよばれた男 上

敗戦の夏、異端の石油会社「国岡商店」を率いる国岡鐵造は、なにもかも失い、残ったのは借金のみ。そのうえ石油会社大手から排斥され売る油もない。しかし国岡商店は社員ひとりたりとも馘首せず、旧海軍の残油集めなどで糊口をしのぎながら、たくましく再生していく。20世紀の産業を興し、人を狂わせ、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か―実在の人物をモデルにした本格歴史経済小説、前編。(「BOOK」データベースより)

評判

海賊とよばれた男の評価:

8.13/10点 レビュー 8件。 S ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.13pt

海賊とよばれた男の総合評価:

8.52/10点 レビュー 1,164件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(8pt)

海賊とよばれた男の感想

出光興産の創業者である出光佐三氏をモデルにした、ほぼほぼノンフィクションな作品だろうと私は解釈しています。
同じような事を言及されているレビュアーの方もいらっしゃる通り、私も少し「盛ってるなぁ」って感じます。
というのも、主人公を余りにも素晴らしい人物として描き過ぎているんですよね。
そうなると、どうしても作り物っぽく聞こえてしまいますよね。
主人公の振る舞いが全て正義であるわけがないのですから。(あれだけ目立ったことをして)
敵対勢力が幾つか登場してきますが、彼らにも彼らの正義があるわけで、もし彼らの視点からこの物語が描かれたならば、主人公はボロカスに言われることでしょう。
あと、章が短く区切られており読みやすいのですが、その分、苦難、苦悩に対する描写に深さがなくなっている気がします。
わずか数ページ後には解決してしまっているのはどうなんでしょう。浅くないですか。
なので短い章立てについては、どういう効果を狙ったのかは不明ですが、個人的には効果的ではなかったのでは、と感じています。

私がこの作品を読んで一番印象に残ったのが、
主人公が本を読まない、というか読めない人であったこと。 そしてそれが彼に「考え抜く」という力を与えたという下りです。
まぁ確かに、私なんぞは、本で仕込んだ事をまんま職場で実践してたりしますね。

主人公の、石油が世の中を動かすという先見の明や「ブレなさ」には大いに感銘しましたが、彼のやり方は、今の時代では通用しないですよね。
生きていくためにやるしかない、寧ろ「やらせて下さい」という時代だったわけですから。
それに今時、経営者に敬意を表する社員なんていないでしょうし。逆に上から目線です。
時代が違いすぎますね。
まぁ、「やりがい」があれば、どんなにキツイ仕事でも、人は喜んで働けるという事は今の時代でも変わらないと信じたいですが・・・
多分これも当てはまらなくなってきている気がします。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1
(8pt)

出光の栄光物語

表題からすると、海賊と呼ばれる男の伝記的な話と思われがちだが、イヤ、その通りなのだが本書の目次をみてもらうと分かるのだが、相当細切れになっていて、それが主人公の武勇伝エピソ-ドになっている。だから、歴史や伝記本的なものが嫌いな方でも意外にスンナリ読めるのでは。

本作は有名な良く見かけるガソリンスタンドなど、石油を取り扱う出光の創立者を描いた作品であるが、主人公、社名は実名ではない為、本作がノンフィクションなのかフィクションなのか分かりずらいが、恐らく盛ってはいるのでしょう。

物語は、終戦後で全てを失った石油会社社長主人公が自社の利益より国の為、社員の為に日本・世界の石油業界に立ち向かい復興に為に困難に立ち向かう話。
初めにも書いたが、1章ごとが非常に短く、また泣かせる武勇伝なのでいつの間にか読み進めている。

勿体ないのは、著者が目立ちたがり過ぎ。テレビにも頻繁に出て問題発言をして、そのイメ-ジが少なからず影響を与えてしまっている。

タカタソン
HU0OGV5Q

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.1156
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人生は間断なき戦いである

九州男児、クニオカテツゾウの明治から終戦までの華麗で壮絶な戦いの様子が描かれています。大勢に迎合すること無く自らの正義に生き切ったテツゾウのカッコイイ物語りです。
海賊とよばれた男(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)より
4062778297

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