脱獄者は白い夢を見る



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初公開日(参考)2012年08月
分類

長編小説

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脱獄者は白い夢を見る

2012年08月22日 脱獄者は白い夢を見る

いつ、どうやって破るのか? 経路は、行き先は? 元刑務官作家の独壇場! 祭太鼓が轟くなかで、一人の模範囚が忽然と消え失せた。四十八時間以内に脱獄者を確保せよ―― 女子刑務所は騒然となった。異変に気づいていたのは若手刑務官のみ。「白い夢」にアクセス出来る彼女だけが、逃亡先を知っていた……。仰天の仕掛け、感泣のラスト。内部を知悉する作家だけが成し得るサスペンス長篇。 (「BOOK」データベースより)




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(7pt)

脱獄サスペンスを期待すると・・

本書の紹介文は「祭太鼓が轟くなかで、一人の模範囚が忽然と消え失せた。(中略)異変に気づいていたのは若手刑務官のみ。「白い夢」にアクセス出来る彼女だけが、逃亡先を知っていた……。仰天の仕掛け、感泣のラスト。内部を知悉する作家だけが成し得るサスペンス長篇。」というものだが、はっきり言って脱獄サスペンスを期待しない方がよい。
本作の一番の魅力は、元刑務官の作者が体験してきた女子刑務所での刑務官や受刑者の日常から丁寧に拾い上げて構築した心理ドラマだと思う。受刑者それぞれが背負う過去の重さ、受刑者間や刑務官との間の葛藤、刑務所という官僚組織内部の軋轢などが、しっかりした構成と巧みな描写で物語られ、女子刑務所という未知の世界がリアルに立ち現れてくる。
作者は本作が長編では二作目というので、これからどう変化して行くのか? 構成力、文章力は一流なだけに、サスペンスのアイデアの飛躍を期待したい。

iisan
927253Y1
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