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sashia さんのレビュー一覧
sashiaさんのページへレビュー数4件
全4件 1~4 1/1ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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圧倒的に面白い!エンターテイメント性だけを切り取っても同じく。一体この作品をどれだけ多くの人が影響を受けたのだろう。しかも、ここまで読んだ時の気分によって得られる感想や思いが変わってくる小説はそうそうないと思う。
現時点で一読したのみ、現在の感想を述べると、ストーリーよりもドグラ・マグラの存在が一番印象に残る。それは中に出てくる気狂をおこす書物というよりも、読み終えたあとに自分の手元にあるこの本そのものがである。 直感としてはシャボンのように表面の色が光や背景の加減などにより様々に変えていくものに近く、かつそれ自体があわせ鏡の中に存在しているため、私は完全にやられたくちだ。 読者によって思いは千差万別あるが、それをさらに千倍にしたようなものだろうと思うので是非とも読者間で話しをしたい。 文中でドグラ・マグラを登場人物が解説する部分が全てとは言わずとも言い得て妙な錯覚を起こし、何度も再読をしたくなる感覚に追いやられた。 読了後、本作の朗読版もあるため聞いているがこれでさえ終えたときには今書いた感想とはまた別の印象が残るのは分かりきっている。 ストーリーとしても納得出来るものでもあるし、これこそ読んでいるというより読まされていたと後から実感してしまった。 しかしどうしてくれようかこの手元に残ったこの本を。オススメしたくともどうにも上手く勧めることができないでいる自分がもどかしい。 最高です! |
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「カラマゾーフの兄弟」を挫折している自分では、ソ連ってだけで読みづらいのかと思っていたけど、読みづらい感じがある。が、しかし著者がイギリス人だからかすぐに読めるようになる。むしろ読みやすい。これは面白かった。
当時の時代はいけなんかはどうでもいいくらいどんよりと灰色の風景を思いながら読むだけで、真冬に汗をかいたような何とも言えない感じが味わえる。続編に期待! |
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「復讐とは」、「生と死」を小学生になった読者に分り易く考えさせてくれます。そのレッスンが400項にわたっているにもかかわらず一切苦にならない。というよりも早く秋先生に会いに行きたい、素朴で巨大な質問をしたい。他者の考えと自分の考えのギャップを覗き見れるような物語構成です。
見出しにも書きましたが、巻末の解説にもあるように泣きそうになる事ができる作品です。 |
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殺し屋たちの宴第二段。憎めない悪党に一喜一憂しながら読み進めることができた。伊坂節の利いたキャラ全開。王子のアクセントが強く、いい意味でしかめっ面をしながら読める内容、スピード共に良好です。久々に楽しい読書ができた。
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