レビュー一覧

トキワ さんのレビュー一覧

トキワさんのページへ

レビュー数12

全12件 1〜12 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。

閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。

No.12
(6pt)

肉食屋敷の感想

ホラーというジャンルでは1番好きかもしれない作家さんで特に角川ホラー文庫の短編はあまりハズレがない印象だが、この短編集も例に漏れず良作揃い。

それぞれホラーやSF要素を薄めることなくミステリー的な手法、仕掛けを施すのがとても上手いなと。

特異な世界観と秀逸なオチが魅力の ジャンク が1番好き。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
小林泰三:肉食屋敷 (角川ホラー文庫)
小林泰三肉食屋敷 についてのレビュー
No.11
(5pt)

あいにくの雨で

過去作と比較して、読後の"?"感、置いてけぼり感は少なく、しっかり本格ミステリの枠組みの中でストーリーが完結している。

青春モノにしたいのか無駄に学校生活の描写やエピソードが添えられるがそこが非常につまらない。
ミステリーにしてもメイントリックはやや地味な印象。

本格、青春モノという各要素に却って縛られる形でこじんまりした作品に落ち着いてしまった印象。
これはあくまで、この作者にしては、、の感想。

作品としては綺麗にまとめつつしっかり変化球で楽しめる内容。
タイトルがまたとても良い。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
麻耶雄嵩:あいにくの雨で (集英社文庫)
麻耶雄嵩あいにくの雨で についてのレビュー
No.10
(5pt)

女王蜂の感想

色々な要素が詰め込まれすぎて各要素が中途半端で薄味になってしまっている印象。
展開も冗長。
つまらないわけではないし、読みやすいが他の主要作品と比較すると普通。

ドロドロで複雑な血縁はなく人間関係は割とスッキリしている。
ただ、登場人物が多く、掘り下げが甘いため各キャラの魅力が少ないか…

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
横溝正史:女王蜂 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史女王蜂 についてのレビュー
No.9
(5pt)

星降り山荘の殺人の感想

各章に作者からの注意書きがある面白いアプローチの作品。
帯やその他紹介で"仕掛けのある作品"という過剰な煽りのせいで変に構えて読んでしまい、案の定分かってしまったのは残念なところ。

仕掛けよりも、意外とゴリゴリなロジック本格の謎解きでこちらの方がこの作品の真の魅力。

ただ、冗長な展開で、主人公含め登場キャラに魅力がなく惹かれるストーリーではなかった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
倉知淳:新装版 星降り山荘の殺人 (講談社文庫)
倉知淳星降り山荘の殺人 についてのレビュー
No.8
(6pt)

屍蝋の街の感想

追い詰めてくる敵は初めからはっきりしていてミステリー要素は全くないが、テンポの良い展開で飽きずに楽しめた。
あまり有名ではないうえ、シリーズとしては2作だけだが溝口とシンバは意外とお気に入りのコンビ。

近未来の物語ということだが、2025年と既に過去が舞台となっている事実に驚き。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
我孫子武丸:屍蝋の街 (双葉文庫)
我孫子武丸屍蝋の街 についてのレビュー
No.7
(6pt)

死体を買う男の感想

構成、プロットがとても凝っていて二転三転して明かされる真相はよかった。
コンパクトなページ数で上手くまとまっていた印象。
作中作に敢えて江戸川乱歩や萩原朔太郎を出した理由に大した意味がなかったのは残念。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
歌野晶午:死体を買う男 (講談社文庫)
歌野晶午死体を買う男 についてのレビュー
No.6
(6pt)

空飛ぶ馬の感想

読む前の勝手な印象として、優しいミステリーを想像していたが案外色々な真相が用意されていた。

殺人事件の解決だけがミステリーではない、と同時に
優しいミステリーだけが 日常の謎 ではないというのが元祖から既に示されていたんだなぁ、と。

最後2作はストーリーの流れも謎解きも面白く感じたが、やはり総じて地味。
謎そのものの魅力が乏しいため推理小説としては評価は普通。
このジャンルの先駆けということで+1といったところ。

どちらかと言うと、瑞々しい美文で紡がれる主人公の成長譚として次巻に興味を持った。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
北村薫:空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
北村薫空飛ぶ馬 についてのレビュー
No.5
(6pt)

ダリの繭の感想

特に派手な展開はないが、これぞ推理小説という王道のロジック本格。
作者のミステリーに対するスタンスがこの作品でもしっかり伝わる。

火村とアリスのおじさん2人の新婚夫婦感にメロメロ。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
有栖川有栖:ダリの繭 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)
有栖川有栖ダリの繭 についてのレビュー
No.4
(5pt)

名探偵は誰だの感想

全編フーダニットの短編集。
ただし対象は犯人ではない 誰か 。
ではあるものの、ストーリーの運びは良くも悪くも普通の推理小説で特に真新しさを感じることもなく読了。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
芦辺拓:名探偵は誰だ
芦辺拓名探偵は誰だ についてのレビュー
No.3
(6pt)

プラスティックの感想

読みやすさと、プロットがとても良い。
フロッピーというかなり古さを感じさせるものもあるが特に違和感なく楽しめる内容。

ミステリーとしては物足りないが、物語全体としてとても面白い作品であった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
井上夢人:プラスティック (講談社文庫)
井上夢人プラスティック についてのレビュー
No.2
(6pt)

生者と死者〜酩探偵ヨギ ガンジーの透視術の感想

短編も長編もそこまでストーリーは面白くない。
短編がどのように作られていてどのように消えてしまうのか、それを楽しむ作品。
この仕掛け自体が本当に計算されている、"楽しめる本"だった。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
泡坂妻夫:生者と死者―酩探偵ヨギガンジーの透視術 (新潮文庫)
No.1
(4pt)

狂い壁 狂い窓の感想

狂気の演出が序盤はとても多く、それが非常に読みにくくしている印象。
序章が場面転換も頻繁で意味も分からないので、なかなかページを進められなかったが読み終わったらもう一度初めに戻って読み直したくなる作品。

▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
竹本健治:狂い壁 狂い窓 (講談社文庫)
竹本健治狂い壁 狂い窓 についてのレビュー