レビュー一覧
梁山泊 さんのレビュー一覧
梁山泊さんのページへ 全106件 21〜40 2/6ページ
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結果は分かってるんだけど、やっぱりそれなりには面白いです。
ただこれでハズレ無しと言っちゃっていいのか・・・
半沢直樹シリーズよりも前に発表された作品だが、先に半沢直樹シリーズを読んでしまっていると、やはり全然物足りない。
半沢シリーズにはなかった殺人事件まで発生します。しかも3件。
それだけたちの悪い悪党という事になるはずですが、そのあたりの描写が何とも中途半端、そのせいでラストもスカっと感が殆ど無い。
この手の企業小説に登場する悪党に期待するのは、知的犯罪とか立場を利用した卑怯な手口、恐ろしいやつではなくズルいやつであって、人殺しまでは期待しない。
殺人が発生するとなると警察の介入は不可避で、そうなってくると別物の作品になってしまう。
主人公が元エリートの庶務行員。
横山秀夫の警察小説でも中心地とは外れたポジションの人物が主人公である作品が多いですが、そのポジションならではの活躍をしています。
この作品は、主人公が庶務行員である意味がまるでない気がしました。
その辺りも、1つの物語としてのまとまりの無さというかおさまりの悪さというか深みのなさにつながっている気がします。