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CNOT さんのレビュー一覧
CNOTさんのページへレビュー数3件
全3件 1~3 1/1ページ
※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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刑事がいて、名探偵がいて、他の登場人物はみな怪しく見える。王道殺人事件謎解きミステリー小説!!という感じです。
名探偵・海老原は何の苦労もなく事件の謎を解き、そのトリックはかなり強引デス...が、終盤は読み応えたっぷり、最後まで飽きることなく良いリズムで読むことができました。 冒頭に事件の舞台となる建物とお寺の見取り図や、登場人物の紹介ページがあるのはとても良かった。頭の中でイメージしやすいですね。 装丁もかっこいい。 |
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「逃亡者」というタイトルに惹かれて読みました。物語りは頭を使って逃げ回るというよりも、ラッキーが重なって逃げて日本各地を転々とするお話です。やや淡々としてる部分もありましが、最後のどんでん返しは完全に意表を突かれ興奮しました。
物語の序盤、主人公智恵子と母・清子とのやり取りは胸に迫るものがあり、感動。新潟や青森の美しくも寒々しい街並みや風景がうまく書かれていて、いつか私も東北へ行って見たいと思いました。 各地を転々と流れていく智恵子の生活は、少し羨ましいなと思いました。 智恵子の内面が丁寧に描かれているのも読んでいて気持ち良かったです。 |
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【ネタバレかも!?】
(2件の連絡あり)[?]
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私は「悪の教典」が最高に面白かったので、貴志祐介氏の作品を続けて読みました。「黒い家」に登場する狂人もまたとても怖かったです。しかし今作の主人公若槻(保険会社勤務の真面目な男)が普通すぎてあまり感情移入できませんでした、私は悪人が主人公の作品が好きなのかもしれません。 ヒロイン的な人物黒沢の魅力が薄く、せっかく拉致監禁されるわけですから、そのあたりの残酷な描写をもっと書いて欲しかったです。 Amazonのレビューでかなり怖いと書かれてあったので、覚悟して読んでたんですがちょっと肩すかしをくらった気分です。 菰田夫妻以外の人物が普通ゆえに菰田夫妻の異常さが際立っていたので、この二人の活躍シーンをもっと見たいと思いました。 またこの小説は映画化もされてるそうです、大竹しのぶがこのやばい人物を演じているということで、そうとうなハマり役ではないかと思いました。いつか映画も見てみたいと思います。 京都が舞台の作品なので基本的には登場人物は京都弁で話すんですが、それがまた女の不気味さを醸し出してるなと思いました。 悪の教典ほどではなかったが頁をめくるのが早く、怖いなぁと思いつつも先が気になり、あっという間に読み終えてしまいました。 |
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