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りょうま さんのレビュー一覧

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レビュー数7

全7件 1~7 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.7: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

大誘拐の感想

面白かったです。
ちょっと、ほっこりしたストーリーになっています。
犯人の要求は身代金「5000万」いやいや「100億円」。
前代未聞の要求に日本中が驚きます。
この誘拐されたお婆ちゃん、只者でない。
話は暖かい内容で安心して読む事ができます。
こんなお婆ちゃんがいたら、やっぱしみんなから愛されるんだろうな。


大誘拐―天藤真推理小説全集〈9〉 (創元推理文庫)
天藤真大誘拐 についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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リピートの感想

SFものとミステリーが融合した作品でした。
主人公の視点で物語が進んで行きますが、物語が進む中で主人公の身勝手さが徐々に出てきて
読後感の悪さは筆者の狙い通りでしょう。
主人公の彼女の運命が決まる場面が僕の中で一番盛り上がる場面でした。「あぁ、そうくるか・・・」って。
この本を読んで、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んでみたくなりました。


リピート (文春文庫)
乾くるみリピート についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

空飛ぶタイヤの感想

実際にあった話をモチーフに練り上げて作った良作に仕上がってます。
さて本作ですが、企業、銀行等、グループ財閥企業の奢りからできた悪役ぶりの人間模様、
またその大企業に立ち向かう中小企業の社長の孤立無援の奮闘ぶり。
欠陥車による被害者の悲しみや苦しみ等がよく描かれており大変面白いです。
最後はさざ波が押し寄せる感じで徐々に主人公の立場が改善されていきます。
最後はこうなるだろうと予測できるので、
劇的な感じでの「爽快感」はないですが、やはり面白いです。
空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)
池井戸潤空飛ぶタイヤ についてのレビュー
No.4: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
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手紙の感想

泣ける泣けないではない。
大変切ない話で現実味のある話だと思う。
手紙 (文春文庫)
東野圭吾手紙 についてのレビュー
No.3:
(7pt)

ルーズヴェルト・ゲームの感想

企業の立て直しと野球部の立て直しを取り組んで行く事を題材にした小説。
野球が好きだともう少しよい評価になるかもしれない。
それなりに面白いのだが、下町ロケットと比べると後塵を拝する。
ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)
池井戸潤ルーズヴェルト・ゲーム についてのレビュー
No.2: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

悪の教典の感想

普通に読めました。盛り上がり所は少なかった気がします。ストーリー的に少しはホラー的要素があったらもっと緊迫感が出たかも。
主人公のハスミンこと、蓮実聖司のサイコパスぶりを描いた作品です。どんどん殺していきます。
作品中ではすごく頭が切れ人望に富む好青年の様に見え、裏では幾多の殺人を起こすも証拠を残さない完璧な殺戮者の怪物の様に書かれています。
がしかし、普通に読んでいて違和感を感じます。だって、前の殺人がバレそうだから疑問を持った人を殺しちゃうんでしょ!そしてその殺人もバレかけたから、次殺しちゃうし。全然完璧じゃない!
だからこれは、バレない一線を死守する為にヒイヒイいいながらハスミンが頑張ってる。そんな物語です。
上巻と下巻では雰囲気が変わります。前半はハスミンの人物像に迫って、後半ハスミンが頑張る。先生と生徒の知恵比べです。
ホラーではなくミステリー?エンタメ小説。
完全犯罪の為に駆け回るハスミンの頑張りを応援してあげて下さい。
悪の教典 上
貴志祐介悪の教典 についてのレビュー
No.1:
(8pt)

青春時代の1ページ

後味よし。読むべし。
伊坂ワールドらしくなく良い感じで仕上がっている。
最後まで読んで余韻あり。
砂漠 (実業之日本社文庫)
伊坂幸太郎砂漠 についてのレビュー