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りょうま さんのレビュー一覧

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レビュー数2

全2件 1~2 1/1ページ

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No.2: 4人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)
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anotherの感想

みんなの評価が高かったので読んでみました。
序盤の環境作りが非常に自分には苦痛でした。助走が長すぎる。
ミサキ・メイを巡る「いる」のか「いない」のか、のやり取りの連続。
執拗な接触を図る主人公。曖昧な表現で謎めかそうとしたやりとりに終始する展開。
もうそこに○~○んだから!確定してるのでは?と思っても物語は、まだまだ謎なのだって言いたいらしく、
読んでいて腹が立ってきて、ハッキリしてくれ!って本を投げ出したくなりました。

もともと、この連続殺人事件の条件は「関係者」と「主人公の住んでいる街」というキーワード内であれば、
後はなんでもありのご都合主義で「殺人」が起こせる為、人の有無、場所、時間、記憶などに意味がなく、
そういった屁理屈も「そういうモノなの!」の一言で片付けられてしまう設定が逆に凄いと思いました。

「どこが本格ホラーミステリーなのか?」

まぁ、ちょっとは怖かったけど。
ご都合主義設定は頂けなかった。

そのような状況の中で事件を作れるので、作者は事件を作るのは楽だっただろうなって思ってしまいました。

また最後の「死者」に対しても結局は○○の特殊能力で「犯人特定」というお得意のご都合主義展開で、
読者は「死者」を想像できずに物語に付き合わされるだけで、「死者」はこの人よ!って言われても物語上紐づいていないので困惑です。
強引な引き寄せで納得できませんでした。

最後の「死者」が誰であるか「どんでん返し」どころか伏線張れよ!って思いました。
小説だからできる設定で、映像化する時どう誤魔化すんだろうかとそこだけ気になりました。

Another
綾辻行人Another(アナザー) についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

雀蜂ってどれだけ危ないのかわかる。

貴志さんのファンだからあえてキツイ評価をします。
つまらなかった。この一言に尽きます。普通に雀蜂との戦いです。
もっと面白くして欲しかったし、それができる才能がある作家のはずです。
雀蜂 (角川ホラー文庫)
貴志祐介雀蜂 についてのレビュー