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(短編集)

たゆたいサニーデイズ



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【この小説が収録されている参考書籍】
たゆたいサニーデイズ

たゆたいサニーデイズの評価: 3.25/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

青春ミステリーというジャンルの魅力を思い出しました。

いわゆるアラサーとかアラフォーと呼ばれる世代の私にも
十代のころはあったわけで、そのころは、赤川次郎さんの描く
高校生が大活躍するミステリー小説が大好きでした。
そんなころを思い出す1冊は、いわゆるコバルトとかの少女小説風に
あらすじを書くとこんな風になります。
私、葉音梢。高校2年生。
部活は、たよりにならない宮本先輩と私のふたりしかいない超弱小合唱部所属。
宿題も部活も、そして友達との寄り道パフェも…高校生ってこう見えても結構忙しい。
時々、小さな事件も起こるし、先輩とつい首突っ込んじゃうし。
季節がひとつ変わるたびに目の前には新たな事件が…
夏休みの課題図書と称して面白くない本を押しつけられ、感想文を
強いられているかわいそうな学生さんの息抜きにはこういうほっとする
エンタテイメントがぴったりな気がします。
ついでに、ドラマにするならNHK、という感じの良い意味での健全な小説。
親子で読書、というと、親側が読んで欲しい本を押しつけて子供がうんざり、
というイヤな図式がイメージ的に浮かびがちですが(私だけ??)
こういう本ならありかもね、と思いました。
たゆたいサニーデイズAmazon書評・レビュー:たゆたいサニーデイズより
4048737309
No.1:
(5pt)

放課後春夏秋冬ミステリ

たくさん生徒がいる学校という場所だけでなく、人があまりいない時間帯の学校。。親として行った最近の学校じゃなく、あくまでも自分が10代のころの学校という時間をありありと思い出すことができました。
学園ミステリというジャンルなのでしょうが、ミステリの肝の「疑う」ということと、「疑いたくない」という女の子の思いのせめぎあいが季節をまたぐところ、素敵でした。
きになる人のことってミステリに見えるんですよね。宮本さんのとぼけ具合がいいです。クライマックスあたりは、あえて抑え目に書いている気がしますが、そのころの自分だったらかなりの苦味も感じたはず。タイムマシンのようでした。
たゆたいサニーデイズAmazon書評・レビュー:たゆたいサニーデイズより
4048737309

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