(短編集)

青空の卵

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評判

青空の卵の評価:

3.34/5点 レビュー 88件。 C ランク

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平均点3.34pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全125件 121〜125 7/7ページ
No.5
(5pt)

サクサク読めます

覆面作家の坂木司の1冊目です。
普通のミステリーと違って死者が出ませんが、事件は日常の中で
会社員の坂木司が出会った問題を、探偵役の引きこもりプログラマー
鳥井真一が解決していく形です。
また同時に、鳥井真一の心の問題も一緒に坂木司と解決していきます。
出てくる登場人物が日常私たちが出会うような特別感のないリアルさ。
内容がさらっと読めるのに、不思議とおもしろい。
読んでいるとほのぼのとして暖かくなります。
短編で構成されているので、飽きやすい人にもお勧めです。
ただ、読むとおなかが減ってしまうんで夜読む人は要注意です(笑)
主人公の鳥井の料理はとても美味しそうなので、要チェックです。
個人的には鳥井の心のもろさと透明さにぎゅっと抱きしめてなでなでしてあげたくなりました。
そして気がついたらはまっていました。
青空の卵 (CRIME CLUB) Amazon書評・レビュー: 青空の卵 (CRIME CLUB)より
4488012892
No.4
(5pt)

世間のものさしでなく、自分の心を満たすものさしを探そう

シリーズ3部作第1弾ですが、ひきこもりである鳥井について重要なキイワードがここに収まっています鳥井の母親、父親の接し方、後半にも登場する巣田さんや栄三郎さんに中川夫妻さらにメープルシロップの登場(私は鳥井の心を表す調味料だと思ってます)鳥井と坂木の高校生活この三部作は、人に対しても、自分に対しても優しい気持ちになれる本ですひきこもりをタイトルにもサブタイトルにもないように一番大切な心の中について感じることが出来る本でありひきこもりだけ、ミステリーだけを扱っているわけではないです。1人でも多くの人に読んでもらえたらいいなと思う三部作第1弾全国銘菓に心引かれる巻でもあります・・・食べたい
青空の卵 (CRIME CLUB) Amazon書評・レビュー: 青空の卵 (CRIME CLUB)より
4488012892
No.3
(5pt)

引きこもり探偵登場!

人が好いのが取り柄のごく普通の会社員・坂木司の友人・鳥井真一は、家からあまり出ない引きこもり気味の男だ。そんな彼を少しでも外の世界に慣れさせようと、坂木は今日も外の世界の話を鳥井に語る。子供のような純粋さと大人の頭脳を持った鳥井は、坂木の持ってきた事件をたちまちのうちに解決する……。友情とは。家族とは。坂木の一人称がじんわりと心に広がっていく、ほんのりミステリータッチのヒューマンドラマだ。坂木だけしかいなかった鳥井の世界が、ゆっくりと、しかし確実に広がっていく様は、嬉しいようでいて、一抹の寂しさが心に残る。優しくて、温かくて、ちょっぴりホロリとくる、五つの物語をどうぞ。
青空の卵 (CRIME CLUB) Amazon書評・レビュー: 青空の卵 (CRIME CLUB)より
4488012892
No.2
(4pt)

北村薫さんや加納朋子さんのファンの方是非お読みください。

作者と同名の坂木司は外資系の生保に勤めるサラリーマンでワトソン役。彼の友達でひきこもりの鳥井はプログラマーで料理が得意でホームズ役。いつも坂木が持ってくる相談事を鳥井が名推理で暴いて行くのであった・・・日常に起こるミステリーなんだけど、1篇1篇が結構長くて奥も深い。ひきこもりの鳥井を中心に事件を追うごとに成長をしていく姿も見られまた四季感もある。そしてなんと言ってもとっても文章が上手いなあと感じる。題材的にも日常のありふれたものが、実はかなり社会派的な題材であったり(性犯罪や障害者問題)して興味は尽きない。ちょっと推理が飛躍しすぎと言うかこじつけ過ぎな感も否めないが、それを言い出したら小説は楽しめないと割り切って読んだ(笑)坂木司の人の良さは作者の暖かいまなざしだと感じ取れます。話が進むごとに前に出てきた人が登場して活躍するシーンも微笑ましく感じられる。最後の料理屋を開く短い1編なんかはその典型だといえよう。ちょっと奇妙なりにも男の友情っていいなあと痛感させられる1冊と言えそうです。ただ、鳥井に関しては多少なりともわがままな性格なんで(そのいきさつは別として)ちょっとイライラされるかもしれませんね。巻末のインタビューを見ると作者はプロフィールを明かしてないがはたして男性だろうか女性だろうか?加納朋子さんや北村薫さんのファンの方は是非読み比べて欲しいと思う。
青空の卵 (CRIME CLUB) Amazon書評・レビュー: 青空の卵 (CRIME CLUB)より
4488012892
No.1
(3pt)

やんわりと社会問題を提示している作品

現代社会における問題を中心に事件と解決の顛末が展開されるが、殺人などの派手な内容でない、しかし、気になる内容でまとめていることにはとても好感が持てる。全てがかなりいい方向で丸く収まってしまっているので、なんとなくリアリティが希薄になっている点は残念。とはいえ、それぞれの登場人物の結末には希望があるので、読後感はむしろ良い。
青空の卵 (CRIME CLUB) Amazon書評・レビュー: 青空の卵 (CRIME CLUB)より
4488012892