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霧に棲む鬼



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【この小説が収録されている参考書籍】
霧に棲む鬼 (1952年)
霧に棲む鬼 (1965年)

霧に棲む鬼の評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

古臭さばかりが目立つ内容ではありますが

恋人に裏切られ、死を決意した桂木美紗子。霧の深い夜、部屋で独り睡眠薬を手に、いよいよこの世と別れを告げようとしていた時に、闖入者が。誰かに追われているらしい男をかくまった美紗子。次の日の朝、男はカバンを彼女に託して姿を消してしまう。この珍事が、美紗子の恐怖の体験のはじまりだった。

新聞連載小説か何かだったのでしょうか、章と章の区切りが短く、その短い中に、悪漢に追われたり監禁されたり暴行されそうになったりと、何かしら見せ場が盛り込まれているので、美紗子を襲う事件に次ぐ事件。しかもこの美紗子、運が悪いのか要領が悪いのか、窮地から逃れようと何かしら行動を起こす度に、ますます事態を悪化させ深みにはまってしまう特技の持ち主。読んでいてもう気の毒で気の毒で。霧の夜の闖入者の正体は?男が置いていったカバンの中身は?なぜ美紗子が追われるのか?などなど謎はたくさんあるものの、先の読めてしまうものやありきたりのものが多く、これらの謎よりも、美紗子の一挙一動のほうが気になって気になって。

今となっては古臭さばかりが目立つ内容ではありますが、ミステリ・推理小説が探偵小説と呼ばれていたころの雰囲気を楽しめる一冊です。
霧に棲む鬼 (1965年)Amazon書評・レビュー:霧に棲む鬼 (1965年)より
B000JACT46
No.1:
(3pt)

古臭さばかりが目立つ内容ではありますが

恋人に裏切られ、死を決意した桂木美紗子。霧の深い夜、部屋で独り睡眠薬を手に、いよいよこの世と別れを告げようとしていた時に、闖入者が。誰かに追われているらしい男をかくまった美紗子。次の日の朝、男はカバンを彼女に託して姿を消してしまう。この珍事が、美紗子の恐怖の体験のはじまりだった。
新聞連載小説か何かだったのでしょうか、章と章の区切りが短く、その短い中に、悪漢に追われたり監禁されたり暴行されそうになったりと、何かしら見せ場が盛り込まれているので、美紗子を襲う事件に次ぐ事件。しかもこの美紗子、運が悪いのか要領が悪いのか、窮地から逃れようと何かしら行動を起こす度に、ますます事態を悪化させ深みにはまってしまう特技の持ち主。読んでいてもう気の毒で気の毒で。霧の夜の闖入者の正体は?男が置いていったカバンの中身は?なぜ美紗子が追われるのか?などなど謎はたくさんあるものの、先の読めてしまうものやありきたりのものが多く、これらの謎よりも、美紗子の一挙一動のほうが気になって気になって。
今となっては古臭さばかりが目立つ内容ではありますが、ミステリ・推理小説が探偵小説と呼ばれていたころの雰囲気を楽しめる一冊です。
霧に棲む鬼 (1952年)Amazon書評・レビュー:霧に棲む鬼 (1952年)より
B000JBBIPQ

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