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ネシャン・サーガ2 第七代裁き司の謎
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ネシャン・サーガ2 第七代裁き司の謎の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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| ディン=ミキトの助けで<禁断の地>を抜け出したヨナタンとヨミだったが、その行く手はゼトアの息のかかった海賊達に遮られる。 二人を執拗に追うゼトアの手に落ちようとするところを、海賊家業からの足抜けを願っていた青年、ギンバールの機転によって救われ、三人となった旅の仲間は一路首都ゼダノールへと向かう。 治安の良いゼダノールに付いて一安心かと思いきや、権力欲に取り付かれた皇帝ツィルギスがハシェベトの杖を自分の権威を高めるために利用しようと、自らの城にヨナタンを軟禁してしまう。 ここでも新しい仲間、皇帝の次男であるフェリンの助力によって辛くも抜け出すことになるのだが、4人となった一行は<禁断の地>から追い続けてきたゼトアの部隊のに加え、ツィルギス帝の手の者からも身を隠さなくてはならなくなった。 目的地の<英知の庭>にたどり着くためには、誰もが思いもよらない道をとるしかない。 熟練した隊商と共に<マーラ砂漠>を縦断することとなった一行は、そこで驚くべき光景を目の当たりにするのだった・・・ 読み終えて驚いたのはこの巻で完結していないこと。 あらかじめ3部作とは知っていたが、間違って2巻を飛ばして読んでしまったかと思った。 とにかく、当初からの「ハシェベトを第六代裁き司に渡す」というヨナタンの目的は本巻で達成され、ヨナタン=ジョナサンという二重構造の章立ても、人格の統一によって本巻で終わりとなり、一応の大団円を迎えた感がある。 神に呪われ、住む者のない<禁断の地>が主な舞台であった第1巻に比べ、旅の仲間が増えたり大都市や宮殿が舞台となる本巻は賑やかな印象。 自らの即位記念式典にハシェベトを利用したいがために、ヨナタンに無理難題をふっかけるツィルギス帝のバカ殿ぶりが良い味を出している。 早くフェリン殿下に継いで欲しいところだが、年の離れた兄が居るとのことなのでもう一波乱あるというところか。 | ||||
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