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PRIZE プライズ
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PRIZE プライズの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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| なぜ直木賞が取れなかったかを選考委員に語らせ、それを作中作を通うじて読者に伝える技法素晴らしい。なぜテセウスなのか、付け足した文章の現実世界での意味合い。最後のメッセージに込めた真の思いなど、そしてPRIZEが意味するところは。。。 読んだ人たちにおける感想戦が楽しみな小説です。 | ||||
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| 最初は飽きはしないけど何となく読み進めつていましたが、気づいたら次の展開が知りたくて一気読み。最後にはそれぞれの登場人物の強い思いを感じて、読後も少し妄想してしまいました。ありがとうございました。 | ||||
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| クライマックスの直木賞発表のシーンとその後の大事件勃発まで夢中で読みました。超一流ながら直木賞にめぐまれない作家カインのわがまま暴君女帝っぷりが、ちょっと可愛く感じたのは私だけ? 強烈な承認欲求でまわりの出版関係者を恐怖させるカリスマと、カリスマに心酔し妄信しすぎて暴走していく担当編集者、作家と賞の間の重圧で壊れる編集長と、視点を変えながら描かれていくのですが、でもあまり重くならずに読ませられるのは作者の筆致がすごいんでしょうね。ある意味カイン以上なのでは。 編集者の役割ってこの本で初めて知った部分がいっぱいあって、本づくりの裏側も知れて面白かったです。これから読書に新たな視点を加えて読めそうです。 | ||||
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| 直木賞という栄誉を勝ち取るために 作家、編集者、出版社、書店がしのぎを削る 本好きにはたまらない展開だが 話はそれで終わらない 終章が良かった 大人な終わり方 村山由佳流清濁併せ呑むこれぞ小説の醍醐味を 味わえて大満足 | ||||
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| 人気作家のわがままに振り回される話かなーと思うながら読んでいたら、それだけではなかった。 周辺編集者のキャラ設定も抜群。 性差別や同性感情も軽く織り込みながら、とにかく作家のキャラがイキイキと描かれる。 テンポも良くて読みやすい。 満足いく作品でした | ||||
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| 小説は面白くてどんどん読みたくなるのに、本当に表紙デザインが勿体無いと思った。 なんであんなピンクにしたんだろう? イラストレーターのオカダミカさんの他のイラストはスタイリッシュでどれも素敵なのに、この本の表紙デザインはダサい。なんか共感性羞恥を引き起こす。 この色にした時点で男性は買いにくくなるし、正直、自分もこの表紙のせいで買うのを躊躇ってました。 中身も大事だけど、わざわざ本を買うのは家に置いておきたいと思えるインテリアとしての部分も大きくないでしょうか? オカダミカさんのホームページ見たらいくらでも素敵な絵があるのになんでこんな色の絵にしたのか?こんな絵を頼んだのか? 白地にゴールドの題名だったら絶対にもっと売れてると思いますよ。 スタバで読んだんですけど、テーブルに置くの恥ずかしかったからカバーかけて読みました。 | ||||
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| 村上由佳さんの作品は初めて読みましたが、非常に面白かったです。 私は小説が大好きで月に10冊程読むんですが、媒体はKindleアプリですし、文学賞にもあんまり興味がありませんでした。 ちょっと変わった読書好きですね。 だから直木賞や編集者も言葉でふんわり理解している程度でしたが、この作品で世界が広がりました。 本書は売れっ子でありながら直木賞を受賞出来ない女性作家の葛藤を中心に描かれています。 心理描写がリアルで、物語に引き込まれます。 せっかく誰よりも信用を得たのに、力になりたい思いが強すぎて信用を失ってしまう切なさ。 他の作品も是非読んでみたいと思いました。 | ||||
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| 小説は2025年から読み始めたのでまだまだ初心者。そんな初心者にもこの本は面白いと感じさせてくれた。 全部でP383もあり、本を見た時は「これは分厚いな。読み切れるかな」とも思ったがP18くらいからもう面白い。慣れていないため一気読みなどはとてもできないが、確実に読み切れるとこの時に確信した。 前半は登場人物が説明されるため引き込まれる感は無かったが、初心者の私からしたら設定をイメージしやすいため「ありがたいな」と感じて読んでいた。 その後から徐々に主人公のこだわりが魅力として伝わってきて、P120ごろからオモロいキャラが出てきてもう完全にハマっていた。 そしてP200ぐらいから本題に入ってきてそこからはもう目が離せない 「次が知りたい、次が読みたい」となっていた。それからもまだページ数はあるため、刻みながらにはなってしまったが、1日に費やす時間が圧倒的に増えていき、読み切ってしまった。 中高生の頃は読書なんて全く無縁で勉強も文系・理系と区別して呼ぶこともおこがましいレベルだが、国語と数学なら明らかに数学。とにかく文章問題とか苦手だった。 そんな私が去年から読み、漫画やアニメよりも深く感じられる(いまだに漫画やアニメも大好きですが)小説の良さをこの本から受け取ることができた。この深くってところは何かと考えると漫画・アニメは絵や映像があるため文字として説明不要の部分を小説は当たり前だが文字のみで説明してくる。それを自分で練り出したイメージを作ることが主体的な取り組みに感じられてよく噛んで食べていると言ったような満足感が味わえるところかな。 本題に戻って ネタバレにはならないようにだが、面白い点は伝えたい。 ・0から1を作る作家、1を10にする編集者の掛け合いはたまらなく面白い。そこには得意不得意、守備範囲の有無を感じるが、どの仕事でもそーだなって俯瞰して読んでいた。 ・また紙の本だと「電車で立ちになると読みにくい」とかの言い訳を自分にして読まなかったりするから電子書籍の方が良いなって思っていた昨今、紙本の意味やこだわりも知れてよかった。 ・大トロのPRIZEの部分についてがP200から書かれていて、その時の重圧や根回し、最後の結末などは面白すぎるな、ここを読み始めたら止められれる人はいないよ。確実にドラマや映画になっても楽しめると確信できる内容だった。 こーゆー作品に出会えると勝手に応援したり、人に勧めたくなる。またお金を出して買うことで「次もこの作家が良い作品を生み出してくれる」と投資気分にもなる。 時間が経ったら上記のような状態に顧客を動かすことができるのがどんな仕事にも必要なんだなって。 小説を楽しいと思える人生を歩めてよかった。 | ||||
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| Audibleで。 | ||||
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| 想像していたのと違ったようで、その通りだったようで、やっぱり想像とは違った作品でした。 帯に「承認欲求」とあったので、えげつない手を使って直木賞を取りに行く話かと思ったら、全然違いました。作家としての自分、自分の作品に対してとにかくまっすぐな主人公でした。パワハラ気質は気になりますが、自分の作品を認めてもらうため、売るために努力を惜しまない姿は純粋に凄いと思いました。むしろ、周りがそんな主人公をモンスターやめんどくさい人扱いしている方が「なぜ?」という感じです。 そして何より印象に残ったのは、天羽カインに「なぜ直木賞が取れないか」と問われた時の萩尾今日子先生の回答です。一刀両断で、まさに作家としての矜持を感じました。 | ||||
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| 云十年ぶりに「純文学」(なんですよね?)を読んでみた。二日で読んだ。「すべての人がこの物語の当事者で、だからこそ中毒者になるに違いない」との帯コピー、なるほど! 登場人物が多彩、それぞれのキャラが際立ち、主人公、もしかしてカインじゃない? サカキ? ありえない? けど、ある意味、人生の主人公は自分。途中、千紘だと確信、いや実際そうだったのかも... 「すべての人」って作中人物と読者なのか...とにかく、「月のなまえ」の評に「人間には○○が欲しい」ってのがあったけど、「PRIZE」の登場人物全員、魅力的で輪郭クッキリ、劇団イヌカレー作品が脳裏に浮かんだ。確信犯? 次は「テセウスは歌う」を読んでみたい、あの二人が一番印象に残った... | ||||
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| ストリーの展開が軽やかで心地よい。 大体結末はいい気分にさせてもらえるので、まあ安心感みたいなものがある。 以前、眠れないあなたへのラジオ番組で、北方謙三さんがゲストに来られたとき、村山さんは直木賞 受賞の時、ピーピー泣いていたねと笑っておられたことを思い出した。 | ||||
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| 良い作品最高 | ||||
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| おすすめします | ||||
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| ものすごく面白かったです。さすがは、村山由佳先生! 芥川賞や直木賞の舞台裏も興味深かったし、あもん先生の激しい気性も気迫がありました。最後はびっくりの展開で本当に驚きました。 | ||||
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| 新川帆立がこれ読んで自分のことかと思ったそうだが、そんなわけあるか。もっと別のところに、ちゃんとしたモデルがいるんだよ……。 | ||||
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| 噂通りの恐ろしさ! 本文中にも出てきたが、後世の読者からすれば、芥川賞をとれなかったとしても、太宰は太宰であるだけで偉大。しかし本人は? 赤裸々な裏側を惜しみなくさらけ出し、創作という至高の体験を謳い上げる。 本書では主役の小説家と同等に、編集者の存在感もまた凄い。時に危うさを感じながらも作家と一心同体になり、作品を産み出す彼等の姿には羨望を感じ得ない。 これだけ心を砕き、時に人生を賭けてまで産み出した小説を、我が子同様に思うのも無理は無い。その作品を思う存分堪能できるのだから、読者冥利に尽きると言えよう。 本が好きな人は幸せである。 | ||||
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| 作家カインと編集者千紘の話でした。昔、編集者に憧れていたので、最初は千紘に共感して読んでいましたが、後半で、千紘の周囲と人たち同様に、だんだん心配になってきました・・・。社内教育や常識で分かっているはずなのに、一線を越えてしまったのは、カインを崇拝するが故に、だんだん脳のたががはずれ、自分で自分を洗脳してしまった、ということなのでしょうね。その他、登場人物のモデルが誰なのかを検索して納得したり、直木賞の舞台裏についても読むことができて、楽しかったです。(一点、カインの言葉遣いが荒いのが、気になりましたが、作家でこんな言葉遣いする方もいらっしゃるんでしょうかね) | ||||
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| 直木賞とは、単なる称賛欲求を満たすためのものではなく、「書きたい衝動」や「志の高さ」に応える賞である。この根本的な齟齬こそが、流行作家・天羽カインを内側から蝕んでいく。 作品とは作者だけのものか、それとも編集者との共作なのか。本作は、この根源的な問いを突きつける。『テセウスの船』の寓話が引用されることで、「主体と変化」「所有と変容」というテーマが鮮やかに浮かび上がる。 この問題は、子育てにも通じると感じる。 子供の人生は親の所有物ではない。親は一時的な伴走者にすぎず、やがて手を離し、子供自身の歩む道を尊重しなければならない。さもなければ、二人して足をもつれさせ、共に倒れる危うさを抱えることになる。というのは、本書の指摘の通り。この教訓は、読後、胸に鋭く突き刺さった。 さて、石田に悪意あるメッセージを送りつけたのは誰だろう。夫では安直。サカキ? | ||||
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| なんと対比の美しい小説だろう。 天才肌の市之丞と努力家のカインの対比もいいが、一番はやはりカインと千紘の対比だ。物語が進むにつれて、カインは自分の作品を客観視して描けるようになる。きっかけは直木賞選考員の一人、荻尾今日子による痛烈な批判である。 「作者が先に泣き出してどうするの。登場人物それぞれを冷徹に突き放すくらいでなくてどうするの。寄り添うどころか行き過ぎて同化してしまうから、会話も地の文も説教くさく響くのよ。」(p,276) ここからカインは自分の作品と適度な距離を保てるようになる。 対して千紘は天羽カイン、ひいてはカインの作品とますます同化していくことになる。 「作家・天羽カインのことならもう全部わかる。自分だけがほんとうの彼女を知り、他の誰より深く理解している。もしかすると当のカイン自身よりも···。」(p,317) 「これらの作品一つひとつに、幾たび救われてきたことか。すべての文章、すべての言葉が自分の奥深く食い込み、心と身体の一部となって、もはや境目もわからない。」(p,349) 果たして、作家とその作品に同化し過ぎた千紘はどうなるのか。(ここからネタバレを含みます) 編集者としての一線を越えた千紘は強い後悔に打ちひしがれる。ただ、最終的に救われる。その救われ方がまた美しい。ここが一番好き。 「あなたを、許さない。」(p,377) この文言は、p,325の「許さない」と「許したわけじゃない」の意味の違いを説明する場面を受けている。 この場面で、「許したわけじゃない」は新しい関係性への最初の光みたいなものだと説明される。ここから推測するに、p,377の「あなたを、許さない。」は、これまでの関係性への最後の闇、つまり、二度と光など射し込ませない、金輪際関わらないという意志の表明だと考えられる。 これがなぜ千紘にとって救いとなるのか。それは「何も言わないことがいちばん残酷な批評」(p,264)だからだ。 無関心は最上の拷問である。カインは無関心を貫いてもよかった。しかしカインは千紘に対して一生許さないと宣言する。相手を「許さない」ためには、相手に関心を持ち続ける必要がある。だから「あなたを、許さない。」は、千紘に対する関心を持ち続けるという意志の表明なのだ。 | ||||
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