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Burn. ―バーン―
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Burn. ―バーン―の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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バーン!!とインパクトのある小説で面白かったです。 文章もきれいで美しいです。 気になった点としては ①「山Pが推されていて、シゲが推されてない時は、山Pが嫌いになる」 ②「シゲが推されまくった時は喜びを爆発させる」というシゲの思考パターンですかね。 シゲが推されている時は、逆に「推されなかった誰か」が存在してるわけです。 その推されなかった誰かさんが、ちょっと頭がおかしくて 物事をまともに判断できない異常な人だった場合は、 彼は喜びを爆発させているシゲに触発されて、 イライラと緊張が高まって、ついにシゲの歯が折れるまでシゲをぶん殴る。 という結果になることもあるわけです。 異常な人に「正しく行動してくださいよ」「人を殴るなんて非常識で犯罪ですよ」と 言っても通用するわけありません。異常な人が「はい。わかりました」と言って、 引き下がるわけがありません。 私たちにできることは、異常な人をできるだけ刺激しないように工夫することだけです。 異常な相手に対して譲ってあげることだけです。 ②という部分的な要素だけを考えるんではなく、 ①と②を総合的に考えるスキルが必要なんだと思います。 自分が推されなかった時の気持ちを思い出してみて下さい。 自分が推された瞬間には、同時に「推されなかった人」も出現して、 「推されなかったという気持ちを爆発させている」んです。 ①と②を総合的に考えるスキルを「トラブル回避能力」と言います。 ③ピンクとグレーを読んでシゲの事を考えた ④ピンクとグレーを読んで山Pの事を考えた 悩んだ結果、③と④を総合的に考えて、 小説を書くシゲを全面的に応援して宣伝すると決めたが、 ピンクとグレーは読んでいないと言い張ることにした。 これがまっすーのトラブル回避能力です。 ⑤ 中国のゲーム会社からゲーム曲のオファーが来たのに 明石君は「中国人は馬鹿ばかり」と差別発言を行い、中国人を侮辱した。 ⑥ 侮辱された中国のゲーム会社の社長の事を考えた。 ⑤と⑥を総合的に考えて、明石君を解雇して切り捨てて、 中国のゲーム会社の社長を立てることにした。 これが私のトラブル回避能力です。 | ||||
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デビュー作『ピンクとグレー』に引き続いて、読んだのはこれが二作目。 格段に腕を上げていると思う。 天才子役、ホームレス、ドラッグクイーンとどれもキャラクターが立っていて、ぐいぐいと引き込まれる。 最後にタイトルの意味がわかるが、熱い思いとかいろいろなものに掛けているようで、作者の人生観が表れているのだろう。 ほかの作品も読んでみたいと思った。 | ||||
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私は全然楽しめました。 言葉が表情が豊かと言うか・・情景が思い浮かびます。大好きな作品の一つです。 人それぞれ、好みはあるのは当然ですが「作者がアイドルだからつまんない」とか言って読んでもいないのに文句ばかり言ってる人はカナリ勿体ないなぁと思います。文句は読んでから言えばいいと思います!「何も知らないくせに」 | ||||
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Good! 写真で見るだけで不安でしたが、とても満足いく商品でした。 | ||||
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読み出したとき、あ…成長してる、と思いました。読みやすい。以降の作品が楽しみです。普通に才能ある人だと思います。2作目を飛ばしたので、今度読んでみようかと思います。 レイジと望美(夫婦時)の場面を読んだときに、この人(加藤さん)優しい人だなと思いました。 | ||||
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シゲだから書ける・・という内容が、とても好きです^ ^ 想像力が素敵で尊敬しちゃいます!! | ||||
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実にちゃんとした小説に仕上がっています。読み易かったです。 仮に加藤さんのことを全く知らなくても、この本が図書館にあったら進んで読んでいたと思います。 描写がリアルでした。言葉を使って他人の頭に風景を描き出す魔法を持っている小説家、彼もまぎれもなくその小説家の一人です。 | ||||
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アイドルグループ・NEWSの加藤さんの小説3作目です。 以前読んだ「ピンクとグレー」でも感じたけど、アイドルとは思えないクオリティ。 タレントで小説書く人はけっこういるけど、この人は小説家としてもイケると思う。 アイドルということを抜きにしても、今後も成長を追いかけたい作家です。 でも、うまさは認めるんだけど、いつも世界観が古臭いのはどうして??ww 2作目は読んでないからわからないけど、2作目もそんなかんじなのでしょうか? 物語に入り込むまでにやや時間がかかりますが、 魅力的なキャラクターであるホームレスとドラッグクイーンが出てきてからは一気に引き込まれました。 若干、説明不足な点もありますが、1作目に比べて確実に腕をあげていると思います。 芸能界にいる方なので、身近な世界を舞台に描くのは当然かと思います。 いつかは外の世界に視野をうつした作品も書いてくれることを期待しつつ、今はそこは目をつぶりましょう。 | ||||
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シゲの本は必ず買ってます。今後もどんな作品が出るのか楽しみです。 | ||||
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加藤シゲアキの小説は3作とも読んだが、どの作品も伏線が非常にち密で、脇役に過ぎないような登場人物でも、結末までには必ずや何らかの重要な役割(使命)を担って再登場する。だから、読んでいて思わず「あっ!」とうならされる。 どんな世界にも、ただの脇役なんて存在しない。その人物でなければ果たせない使命というものがあるんだ。――そんな作者の思いが、作品に表れているような気がする。 そういう意味で、今作の『Burn』もまさに期待を裏切らない出来なのだが、半面、前2作にもまして重いテーマを扱っているだけに、もう少し時間をかけ、ボリュームのある作品に仕上げたら、現代日本のエンターテインメントを代表する作品になり得たのではないか。 これ以上はネタバレになるので書けないが、一つだけ例を挙げれば、もし主人公と「悪童2人組」との交流を、より共感的、精神的に深く書き込むことができていれば、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』(アリョーシャと少年たち)にも匹敵する世界観を描き出せたのではないかと思う。しかし、それを措いても、本作は(ももクロ風にもじって言うならば)「いま読める小説」、ならぬ、「いま読まなくちゃならない小説」なのだ! | ||||
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「NEWS」のメンバーの作品で三作目、前作と比べ、力が抜け、技術力が上がったように思います。普通の作家が書いたのと、遜色ないと 感じました。できれば、アイドルとしての視点をもっと押し出してくれたらと思います。「天は二物を与えず」といいますが。どうなんでしょうね? | ||||
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お、帰りたくない子供の避難所が近寄りがたかったあの頃の宮下公園のテントか。ああ、そういえばそれより10年ほど前の夏、渋谷と青山の間のボロアパートに住んでいた兄貴のところに泊まったことがあった。そのとき渋谷を歩いていたオシャレな高校生たちは青学の生徒だった。銭湯の帰り、夜の10時に団地の小学生たちが外で遊んでいた。地方育ちの私にとって渋谷は身を隠したくなるほど最先端の流行と庶民の生活とまがまがしくて立ち入りできない領域が乱立している不思議な場所だった。 マチはイキモノのようだ。人の流れは血流のようだ。何をしても寂れる場所もあればつまらない店の前の人通りが絶えなかったりする。渋谷はこれからどう変わるのか。『ブレードランナー』の雨降るマチのようになるのか。 以前から、この本のタイトルのような行動を取る人の心は私にはわからない。作者が、その気持ちをわかりたいことがこの小説を書く動機にもなったと言っていたが、この小説を読んでもわかった気にならなかった。サイドストーリーが削られたからか。それって読者としてどうなの?とも思うが...。四分の三ほどぐいぐいと読まされて、これは好きになれないかもしれないと一旦本を置いた。私自身がある時期まで思い出さないようにしていた幼い私の憤怒を思い出させたからか。 だが、前2作同様、ある時点からラストへのスピードには引き込まれる。読み終わって家事をしながらこの小説はいったい何だと考えた。次の日に起きて午前中いっぱいこの小説のことを考えた。あの登場人物はどうしてそういう行動をするのかと考えた。物語としては2作目の『閃光スクランブル』が好きだ。ただこの3作目は私の深いところを一番揺さぶる。 この本の製作過程を記事にした雑誌『シュシュアリス』vol.2は興味深かった。 3年で3作の発表、そして1作目の文庫化はバックアップのおかげもあるとしても彼の総合力の結実だと思う。4作目は1年先といわず半年先でも2年先でもいいと思う。ただまた読後にしばらく囚われるようなものを書いてほしい。そのときには言おう。おかえり。 表紙その他のイラストは河野 愛さん(あれはリスではなくヤマネだそうです)、装丁は前2作と同じ鈴木久美さん、帯の写真撮影は井上佐由紀さん。☆の1つはこの本の外観に。 | ||||
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三作とも読みましたが、今作が一番面白かったです。帯にも書かれている通り、描写や設定がとてもリアルで無理がない感じがしました。一番身近な世界を描いているからでしょうか・・登場人物も必要以上に癖がなく、それが読みやすさにつながっていると感じました。前よりもっと次が読みたい!と思わせてくれた作品です。次回作、期待したいと思います。 | ||||
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もうすぐ60になる母がNEWSと加藤シゲアキさんのファンで、わたしもNEWSを好きになりました。 ピンクとグレーは漫画では読んでいましたが、彼の小説は読んだことがありませんでした。 先日東京に行くことがあり、母に加藤さんのサイン見て来てと言われていたので本屋さん巡りをし、帰りの新幹線で読もうと思い購入しました。 面白かったです。本当に驚きました。 面白くて帰りの3時間で三分の二以上を読んでしまいました。 シンプルな作品で作者が最も近しい芸能界と言う場所が舞台ということもありわざとらしさが無くてよかったです。 読んでいる間は加藤さんの作品ということを忘れて読みふけりました。 休憩の度に加藤さんが書いたのかとハッとしました。会見でゴーストライターネタを振られるのもわかります(笑) 全作品通じて収束させる部分が少し似ているのど、比喩の仕方にまだあどけなさを感じる部分もありましたが、それをうまく自分のものにして加藤節に変えることが出来たら今以上に素晴らしい作品が出来ると思います。 本当に買ってよかったです。 次回作も本当に楽しみです。 今後の期待も込めてあえて星5ではなく星4にさせていただきました。 | ||||
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「ピンクとグレー」「閃光スクランブル」に続いての3作目。 「渋谷サーガ」の最終章ということで楽しみに読ませていただきました。 3作中この作品が一番好きです。 ちょっと小難しかった1作目、読みやすいけど物足りなさを感じた2作目、今回は読みやすいのに物足りない感じも無く、作者の成長を感じました。 本人は「ジャニーズだから賞もとらずに本が出せてる」ようなことをおっしゃっているようですが、すでにジャニーズと関係なく楽しみにしている作家さんになっています。 アイドル仕事をしながら1年に1作品発表するのは本当に大変だとは思いますが、早くも来年の作品を楽しみにしております。 | ||||
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