小麦で殺人
評判
小麦で殺人の評価:
5.00/5点 レビュー 1件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1〜1 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
小麦で殺人の評価:
5.00/5点 レビュー 1件。 D ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
本書の事件には1960年代に始まった米ソ通商条約(アメリカの余剰小麦がソ連に輸出される)が背景にある。この歴史事実によって引き起こされたとしてもおかしくはない大規模な犯罪が、本作の発端となる。スローン・ギャランティ・トラスト銀行は米ソ両国の小麦の取引によって動く98万5千ドルをニセ書類によって詐取されてしまう。スローン銀行の先任副社長サッチャーはさっそく調査に乗り出すが書類の受け渡しに一役買ったタクシー運転手が、何かをかぎつけたらしく、犯人に消されてしまう…。
ソ連から派遣されサッチャーに協力することになる捜査官ミハイル・マセリアンは、ソ連崩壊後は見られなくなったかもしれない理想的な共産主義者のタイプを示していて、面白い。ユーモアにあふれた筆致、小気味よいテンポ、曲者ぞろいの登場人物たち。どれをとっても一級品だ。