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スティーム・ピッグ



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【この小説が収録されている参考書籍】
スティーム・ピッグ (1977年) (世界ミステリシリーズ)

スティーム・ピッグの評価: 3.00/5点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

スティーム・ピッグの正体が・・・

1971年CWAゴールドタガー賞
週間文春1977年 総合10位
アパルトヘイト下の南アフリカ。自転車のスポークで殺害された白人女性の遺体が発見された。白人警部補クレイマーと、非白人刑事ゾンディは、捜査を開始する ・・・
事件の背景にアパルトヘイト深くかかわっている点が、本作の特徴となっている。被害者の被害者たる所以や、犯行の動機など、捜査の過程で明らかになる事実は、この政治的、政策的な要素があって納得性をもつ。そういう意味では、他に類を見ないミステリとは思う。
相反する出自のコンビではあるが、よくあるような、個性のぶつかりあいに面白味を期待するとハズレ。そんなに、際立っていない。クレイマー&ゾンディものは、シリーズ化されているが、本作の延長だと、息切れしてしまう予感あり。未読だけれど、残念ながら、触手は動かない。
不満は、スティーム・ピッグの正体。ラストまで、引きづったが、本を閉じるのに思わず力が入ってしまった。
スティーム・ピッグ (1977年) (世界ミステリシリーズ)Amazon書評・レビュー:スティーム・ピッグ (1977年) (世界ミステリシリーズ)より
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