PD 検察の犬たち
評判
PD 検察の犬たちの評価:
4.00/5点 レビュー 8件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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PD 検察の犬たちの評価:
4.00/5点 レビュー 8件。 B ランク
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「PD」とは「PROSECUTOR‘S DOG」(プロセキューターズ ドッグ)の略。
新聞記者の性(さが)といえる特ダネをつかむため、「飼い主」である検察官に気に入られようとして、涙ぐましい努力を重ねる地方検察庁担当記者を「犬」にたとえています。
東日新聞社に空前のスキャンダルが発覚。
現実の新聞業界に実在していたであろう神様のような特ダネ記者であった同新聞社の折原宗夫をキーパーソンとして、物語が展開していきます。
476ページにも及ぶ大作ですが、数多い登場人物の性格や思考・行動を丹念に描くなど、練りに練って書かれたと推察され、冗長さや退屈を感じることなく、ストーリーの結末を予想しながら読み進めました。
新聞業界を題材にした数少なく、おもしろいこの本をお薦めします。
新聞などの報道機関は、立法・行政・司法の3つの権力を監視する「第四の権力」とされています。
反戦・平和の精神がないがしろにされているような、昨今のきな臭い情勢の中、国民の安心・安全・健康・平和な暮らしを実現するため、反権力の精神を大いに発揮・奮闘していただきたいと願っています。
この本の中では、東日新聞のデジタル版の契約が飛躍的に伸びる一方で、宅配される新聞紙の購読の解約が空前の数字に達した、そして、「脱・紙宣言」が8年間で全国すべての輪転機を止めるまでの詳細な工程表とともに正式決定された、とあります。
インターネットなどでニュースを視る機会が増えた今、実際に、デジタル化は大きな流れではあるのでしょう。
しかしながら、スマホやパソコンの日々の操作とは別に、毎朝届けられる新聞紙の、政治・経済・社会・文化・スポーツ・投稿欄などの紙面を1枚ずつめくっていき、好奇心を満たす行為は、しみじみとかけがえのないものであり、紙の新聞を残してほしいと思うのです。