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ジャージの二人



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジャージの二人
ジャージの二人 (集英社文庫)

ジャージの二人の評価: 3.88/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

平成を代表する脱力文学

読売の「現代文芸名著60」に入っていたので読んでみた。2007年の文庫を今頃レビューするのもなんなのだが、低位のレビューが少ないので書いてみた。短い作品にもかかわらず何事も起こらないので、読み始めるとすぐに眠くなり、読み終えるのに苦労した。季節は夏から秋に変わる頃、場所は軽井沢近辺の避暑地。堀辰雄の小説「風立ちぬ」や「美しき村」の舞台だ。季節も似たような感じだが、昔からの避暑地の聖地とも言ってよいところを舞台に、美しい季節の移り替わるみずみずしさや恋の予感とは無縁に、脱力系コミックを文章にしたような、まったり世界が展開するのにがっかり。失敗した結婚の残滓が、何となく漂う。「成人した子と、離婚し三度結婚したその父が、都会のどん臭さをそのまま避暑地に持ち込んで、夏の終わりの数日を冴えない別荘で何となく不格好に過ごすだけの、おかしみを描いた日記のような、エッセイのような小説」と言ったら酷すぎるだろうか?面白かったのは、携帯(ガラケー)のアンテナが三つ立つスポットの話だが、あと10年もすれば何のことを言っているのやら訳が分からなくなってしまうだろう。高位のレビューを読んでみて、なるほど、評価する人はそのように評価するのかと感心した。平成の脱力文学の代表作として、客観的評価は星4つかもしれないが、私自身の趣味から評価すれば、星二つ。
ジャージの二人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジャージの二人 (集英社文庫)より
4087461181
No.1:
(2pt)

笑いのツボの違いだと思う

ごめんなさい、まったく面白くなかったです。
ゆるーい、まったりとしたそういった空気感の出し方が肌に合わない。
おそらくこの作家と自分の笑いのツボは劇的に合わないのだろう。
多分居酒屋で話していてもかなり退屈な対話になる可能性大。
作家であってもそういうことはある。
ジャージの二人 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ジャージの二人 (集英社文庫)より
4087461181

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