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(短編集)

虹の向こう



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【この小説が収録されている参考書籍】
虹の向こう
虹の向こう (双葉文庫)

虹の向こうの評価: 4.00/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

読みやすいミステリー

ミステリーですが重くなくちょっとした推理物?といった感じでした。
落ち着いた文章で読みやすいですが、逆に話の強弱があまりなくやや単調だったかも。

個人的に「スターティング・オーバー」がよかったです。
あと「空」は推理というより青春物、成長物語としてよかったです。
次は長編作品も読んでみたいです。
虹の向こうAmazon書評・レビュー:虹の向こうより
4575240672
No.2:
(4pt)

丁寧な描写が心地よい

京都を舞台にというと、観光案内のような作品や京都テイスト推しのような作品もあるが、街並みがきちんと描かれていて今の「京都の街」が感じられる。
短編集ということもあるのかもしれないが、雑な文章や展開がなく、丁寧で、読んでいて嫌な気持ちにならない作品というのは貴重だ。
ミステリーと思って読まずに、結果に至る過程を楽しむとよい作品。女性にもおすすめ。
虹の向こうAmazon書評・レビュー:虹の向こうより
4575240672
No.1:
(4pt)

シュアなバッティングのような作品集

各50ページ程度で、日本推理作家協会賞短編部門候補作「影」を含む全4作品の短編集。内容紹介や本の帯にはミステリーとあり、作品によっては刑事も登場し事件も起きますが、そこまでミステリー色は感じないかなと思います。ただ、各話ともしっかりストーリーが出来ていて展開もロジカルで、何となく長岡弘樹氏のようなイメージを持ちました。

頼まれて会社社長である友人の元彼女の調査をすることになる「虹」や、探偵が刑事から不可解な素行調査を受ける「影」はいずれも意外な話の広がりをみせ、ラストは苦みがあって楽しめます。話の雰囲気がガラリと変わる「空」は高校球児やマネージャーたちの甘酸っぱい青春物語です。退職した先輩刑事からの頼みごとに隠された意図が謎の「スターティング・オーバー」も爽やかな読後感です。
虹の向こうAmazon書評・レビュー:虹の向こうより
4575240672

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