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トップリーグの評価:
3.79/5点 レビュー 28件。 B ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1〜5 1/1ページ
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明らかにモデルとなった人物が分かる(しかも2025年現在でも現役の政治家すらいる)キャラを黒幕として書くのであれば配慮が足りなすぎるし、そもそもキャラ造形が安易すぎる。
上記の例を一つ挙げる(分かりやすくするため固有名詞はモデルになった実在のもの)。作中ではロッキード事件に関連して田中角栄が逮捕・訴追されたのは、政敵である三木武夫の意向が強く働いたものであり、はじめから訴追ありきの国策捜査であったことが示唆される。しかし、現実世界でのこの主張は、冤罪を主張したい田中派ないし親田中の議員から主になされたものであり公平性を欠く。疑惑を掛けられた対象が罪を逃れたいがために冤罪を主張するというのは当たり前だからである。結果として三木が首相を辞任することになったのも三木の所属する派閥が小規模だったことが大きく、これをもって田中派の主張が正しいとされるわけでもない。にもかかわらず、作中ではこうした経緯について一切書かれていないため(むしろ角栄側に肩入れするような書き方になっているようにすら見える)、「ロッキード事件は三木が角栄を陥れるために企んだ陰謀」であるかのような印象を読者に与える内容になっている。
もう一つ、作者は病児保育というものをちゃんと理解しているのか疑問。病児保育の実施を発熱した園児のお迎えに苦しむ共働きの夫婦に対する救いの神のように扱っているが、そもそも病児保育所は「他の園児から隔離された個室」「専任の看護師及び保育士」という必須条件を満たすことが厳しく、既存の病院に併設されることがほとんどである。つまり、病児保育室を併設する病院が増えたところで、「職場を早退して園に発熱した子どもを迎えに行き、そこから病児保育をやっている病院へ向かう」という最も負担の大きい行程が変化するわけではない。もし本当に保護者の負担を軽減したいなら、日本全国すべての保育園が病児保育室を備える必要があるが、それが非現実的なことは言うまでもない。
全体として、聞きかじりの知識で病児保育を書いているという印象を受けた。
以上2つの点から、この作品については最低評価がふさわしいように思う。