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ズッコケ中年三人組 age47
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ズッコケ中年三人組 age47の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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退屈だ…中年シリーズの中でも退屈な内容だった。 3人にそれぞれ事件は起ってはいるが、どれも大した起伏も無く解決してしまうので、「ああ、そうなの」としか言いようがない。 というか、これはもう中年シリーズの殆どに共通する問題なのだ。 選挙に出る、裁判員に選ばれた、恩師が危篤だ…等々、起こる事件の題材自体は悪くなく、導入部はいつも引き込まれるのだが、決まってそのテーマに関する蘊蓄や制度について長々と説明してばかりで、大した盛り上がりも変化もなく淡々と事件が終わってしまう。起承転結で言うところの「転」が欠けてばかりだ。 選挙に出ることになりました→ただ選挙活動をしました。 裁判員に選ばれました→ただ裁判員として仕事をしました。 恩師が死にそうです→そのまま死にました。 こんなのばっかりである。例外は45(山賊編)ぐらいだろう。あれは次々に謎が明かされるサスペンス風の構成だった。 まあ作者の蘊蓄癖自体は、今に始まったことではないが。「お江戸の百太郎」ではそれで散々ページ数を稼いでいたし、「ハカセのモデルは私自身」と言ってるぐらいだし…。 荒井陽子の過去の恋愛に付いても細かく書かれていたが、いかにもその辺の安っぽいドラマでありそうな話に過ぎず、わざわざ長々と書くほどだろうかと首を傾げてしまった。むしろかつて圭子との会話の中だけで片付けられた榎本の離婚問題の方が、まだ面白そうに思えたぐらいだ。 人気シリーズのキャラクター達を使ってはいるものの、実際に描かれているのは「ただのその辺のおっさん・おばさんのロクに起伏もない日常話」に過ぎない。 作者も、こんな話を書いていて面白いのだろうか? | ||||
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