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「病は気から」を科学する
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「病は気から」を科学するの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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本のタイトルに興味を持ち購入。しかし、内容にそぐわないタイトルでした。よく考えると、イヤ、よく考えなくても、この本は翻訳本でした。当然タイトルも翻訳。もちろん直訳ではなく、意訳。かけはなれてはいないけども、そぐわない。さて、゛病は気から゛ということわざの語源は、遡っていくと、紀元前の中国最古の医書に辿り着くそうです。即ち゛全ての病は気から生じる゛。ただし、この場合の゛気゛とは気持ちの気ではなく、気功の気だと思います。気エネルギー、ヨガなんかで言う゛プラーナ゛ですね。このエネルギーの滞ったところが病になるわけですね。一方で17世紀フランスの劇作家、モリエールが発表した戯曲゛病は気から゛、これが一般に使われていることわざの語源です。この場合の゛気゛は気持ちの気ですね。本書はこちらの方、気持ちの気の方です。即ち、゛病は気持ちから゛゛病は気の持ちよう゛について述べてます。主にプラセボ効果をテーマとしています。ここで内容にそぐわないタイトルだと言った理由を述べましょう。ひと言で言うと、゛科学していない゛のです。ページ数は389ページもありますが、100%全て活字。科学する、というタイトルのわりには、グラフの一つもない。図版も写真も、それどころか何のデータも、科学的検証もない、ないないづくしなのです。そのわりにページ数だけは多いものだから、読むのに時間がかかる。しかし、納得いくものがないので、読後、心に残るものがない、響いたものがない、要するに、タイトルが立派すぎて、タイトル倒れの本でした、というのが結論です。内容のわりには、値段も高すぎ。 | ||||
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