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謎好き乙女と偽りの恋心



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【この小説が収録されている参考書籍】
謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)

謎好き乙女と偽りの恋心の評価: 4.50/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(4pt)

3巻

シリーズの三巻です。
今回は会長の謎に迫ります。
恋心のタイトル通り、いろんな人の恋心が交錯していきます。
それにしても毎巻、一人ずつ驚きの正体が明らかになりますね。
それも見どころの一つです。
さて、次は浅田くんの謎になるのでしょうか。
謎解き乙女の謎はその後かな。待ち遠しいです。
謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)より
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No.3:
(5pt)

シリーズの中では一番

個人的には、シリーズ3作の中では一番好きです。

正直、2作目は何をテーマにしているのか少し分かりにくいなぁという印象でした。。が、今回は作品のタイトル(恋心)が話の中身にも厚く反映されており、一つのテーマを軸に物語が進んでいくのでスラスラ読めますし、中弛みもしませんでした。
また、毎度おなじみの「謎」を解き明かす作業も秀逸。文中の付箋を上手い具合に回収していきながら最後の結論まで持って行く流れは読み手を意識しており、読者を置いてきぼりにしません。

強いて注文を付けるなら謎の答えが少し見え見え、という点がありましたが期待込めて☆5つ
謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)より
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No.2:
(4pt)

店頭で購入しました.

店頭で何気なく見つけて購入しました.
シリーズ3作目だったのですね,今慌てて第2作目を読んでいます.
考えてみれば長寿シリーズになってくると途中から読む読者も多いと思いますので,
今回のアプローチはそう言った状態を想定できるとも思いました.

 さて,表紙の様相が大きく変わってしまっています.
内容は学園を舞台にしていますが,この限定された舞台で著者,主人公とも上手にふるまっていると感じました.
また,本書の後半まで一気に読ませる持ってゆき方もなかなか見事ですね.

 今回順序を変えて読みましたが,第1作から時間が経っていたこともあります.
読書の順序としては虫食い算になってしまいました.
しかし,基本的な人物の役割が理解できていれば違和感なく読めてしまいました.
この辺りも,シリーズとなってくれば重要な事だと思いました.
謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)より
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No.1:
(5pt)

巻を追うごとに面白くなる

謎好き乙女シリーズ3巻。書店にあったので購入。読み終わったばかり。
ヒロイン、早伊原樹里の姉である生徒会長が突然辞めると言い出し、生徒会役員である主人公、矢斗春一含め、生徒会メンバーが、どうして会長が辞めると言い出したのかを過去を振り返りながら考える、という話。
私は2巻からこのシリーズを知ったのだが、やっぱり巻を追うごとに面白くなっているな、と思う。全体として良くまとまっていた。やはり好きな人はとても好きで、嫌いな人にはとことん嫌われる話であるとは思う。まあ、そういうシリーズなのだろう。
でもやっぱり、どうやら私は「好き」な方に入るらしい。

青春ミステリと言っているが、やはり青春に寄せている。
が、表紙が黒。青春ものなのに黒とは異色。

このシリーズは、かつて間違えた人が、問題にぶつかり、いろいろ乗り越えようとして、悩みぬいて、正しいかどうか分からない、しかし彼らなりの答えにたどり着くという感じでこれからもいくのだと思う。
すべてスッキリというわけではない。主人公は痛い目にあうし、全員が幸せになるとは限らない。でも、そういうものだろう。
どんな結果に落ち着くのかわからない、予定調和はない。だから結論に納得できるし、面白いと思う。
特に今回、そう思った。
著者は大学生らしいが、どんな経験を積めば、この年齢でこんな話を書くんだろうと、少し思った。

今回は、4章で、なんだか泣いてしまった。
あらすじを読むと、会長の話だが、やっぱり、生徒会の話なのだろう。
生徒会役員は4人いて、それぞれちゃんと関わってくる。
そして、「これメインヒロイン?」というようなキャラも登場。個人的には、ヒロインよりもこっちの子の方が好き。
「本当にそれが欲しい。だから偽る。偽ってまで欲しいから。その気持ちは、本物」
「嘘をつかないのは、自分が嘘をついたという罪悪感から逃れたいだけ。本当に相手が大切なら、嘘をつかなくてはいけない」
そんなようなことを言っていたと思う。魅力的なキャラだ。
これから出番はあるのだろうか?
早伊原のライバルという立ち位置なのだろうか。

そしてラスト。すごい終わり方だ。これも賛否両論ありそうだ。
というか、1巻から伏線を張っていたということになると思うのだが、そういうことなのだろうか。
続きが気になる。
今後も期待。
謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:謎好き乙女と偽りの恋心 (新潮文庫nex)より
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