わが家は祇園の拝み屋さん

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わが家は祇園の拝み屋さんの評価:

4.23/5点 レビュー 30件。 A ランク

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平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

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全8件 1〜8 1/1ページ
No.8
(2pt)

さらりと読めます

物語はヤングアダルト+妖怪+京都+和文化という、最近の文庫本で人気のある道具立てで、読者を呼び込む間口が広い。
実在のお店などもでてくるので、京都好きには楽しいと思います。
一点残念だったのは、宗次郎さんのお店にリアリティがなかったことです。
店舗用厨房兼自宅用キッチンって、それ絶対に営業許可おりないやつ…。
京都市の菓子製造業の設備要件ではそれは不可能なのを知っているので、どういう手を使えば許可を受けられるか、なんて本筋とは関係ないところに気をとられて物語に没頭しきれませんでした。
作中では「保健所の許可を得ている」と説明がありますが、それがかえってあやかし絡みの恩や弱味とか、賀茂一族の平安時代から続く政治力を使ったのかも?なんて妄想したりして。
刑事ドラマは純粋に楽しめないから嫌いだって言ってた警官がいましたが、きっとそんなかんじ。
京都の街はリアリティをもって書いているので、そういう現実世界に関わるところは辻褄あわせてほしかったなぁ。

この1巻はまだプロローグ。
登場人物や世界観の紹介がひと通り終わり、次巻からが本番の様子。
小春の抱えるいくつもの問題の着地点、謎が多そうな澪人と賀茂一族、小春の両親と近い世代(おそらく)としては、彼らの動きも気になります。
今後、この伏線がどうやって回収されていくのか。
宗次郎さんの作るオリジナル和菓子もおいしそうで、これからどんなものがでてくるのかも楽しみ。
子鮎は商品化してほしい!
わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫) Amazon書評・レビュー: わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)より
4041037964
No.7
(3pt)

新しい京都もの

少女小説にミステリをからめたような内容である。
 京都・祇園の拝み屋さんの家を舞台に、高校生にあたる年代の少女がヒロインとなり、イケメンたちが周囲を彩る。
 彼女たちがいくつかの怪しげな事件に巻きこまれていくわけだが、ちゃんとミステリっぽくなっているあたりは好感。
 「ホームズ」のシリーズにくらべると、一般読者にも受け入れられやすいのではないか。
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4041037964
No.6
(3pt)

まずまず

京都祇園を舞台にした物語です。
陰陽師の家系で少し特殊な能力を持っていて、
それを少し混ぜ込んでいきながら、暖かいエピソードが展開されていきます。
以降、続刊ということですが、最初の入りとしては良かったのではないでしょうか。
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4041037964
No.5
(3pt)

いろいろと少し物足らない

京都と和菓子とあやかし。
取り合わせも雰囲気も素敵なのですが、イケメン揃いのサブキャラの中で主人公がいまいち影が薄く、感情移入しづらいのが残念です。
和菓子のことも祇園という町のことも陰陽の世界のことも、なんとなくガイドブックかWikipediaを読んでるみたいな知識の羅列ですし。
何より気になったのが、主人公の抱えた「事情」的には、吉乃さんの「ヒミツ」は丸わかりだったのでは?
お父さんも京都に行かせたくない理由として考えてたでしょうし、澪人さんも言葉を切ったときには思い浮かべてたでしょうし。
細々と気になるところは多かったのですが雰囲気は好きなので、この先に期待してます。
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4041037964
No.4
(1pt)

主人公を好きになれるかどうか

私はこの主人公、好きになれませんでした。確かに、現実で人の心が読めたら不登校にもなるでしょうが、これは小説ですから、不登校になるなら具体的なエピソードが欲しいところです。純粋すぎるのが、「夢子ちゃん」で終わっていて、魅力にならなかったというか……全体的に雰囲気で書かれているので、そこにも共感できなかったのかもしれません。

総括して言うなら、妖怪と京都を出せばいいってもんじゃない、ですね。
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4041037964
No.3
(2pt)

これからかな?

不登校になった小春は祖母と叔父のいる京都で暮らすことになる。可愛いものをたくさん扱う雑貨屋さんのはずが、不思議な出来事もたくさん起こり……。
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4041037964
No.2
(2pt)

う~ん。

例えばですが・・・
小説のジャンルというか内容で、魔法・呪い・お祓い等が出てきても違和感がない人はOK。
そこまではOKだけど、河童・龍神・七福神 等の、人ではないものが出て来たり活躍したり
というシチュエーション が出て来るのは違和感ありという人はNG。
だと思います。
ちなみに私は後者なので、お話自体は面白かったのですが、続きは読まないと思います。
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4041037964
No.1
(3pt)

あやかし+和菓子

京都を舞台にしたラノベが隆盛だが、これもその一つ。また妖怪と和菓子か、と思ったが、趣は少し違う。
心がきれいすぎる少女が立ち直る物語。似たような話はどこかにあるだろう。人の心が読める様になって、
表面的な言葉や振る舞いと、実際の感情との格差、嫉妬や暗い面を知ってショックを受けて不登校と
いうのが物語のきっかけ。お子様向けのお子様主人公の物語。ラノベにも2種類あって、嫉妬や暗い感情を
悪いと思っていても抱いてしまい、抱きつつ悩む(スポーツものに多い?)が、前向きになる、という
パターンと、100% 純粋無垢で嫉妬も暗い感情も全くなく、他者のそれすら理解できない主人公がそれを
初めて知ってショックを受けるパターン。この小説は後者。あやかしや神とのストーリーは他のラノベや
コミックにひけをとらず面白いのだが、主人公の100%純真無垢ぶりが、シンデレラか小公女か、とにかく
非現実的で鼻についてしまった。いっそ、現実的にいじめとか、裏切りとか、実例を具体的に作った
方がよかったのではないか? 特にいじめられたわけでも裏切られたわけでもなく、単に、主人公が
純粋無垢すぎて、大多数の一般人が抱く通常の感情に耐えられなくなっただけというのが物語の
発端。一方で、京都の人は誰も暗い感情を抱かない(誰も主人公と同じ立場でライバルになり得ない
境遇だから?)ので、主人公は過去以外、何も悩まされない。
 そういうプロットで書いたなら成功。ほんわかほわほわの少女小説になっている。大人向けの
深みや現実感はない。
わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫) Amazon書評・レビュー: わが家は祇園の拝み屋さん (角川文庫)より
4041037964