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NIGHT HEAD・覚醒



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【この小説が収録されている参考書籍】
NIGHT HEAD・覚醒 (角川ホラー文庫)

NIGHT HEAD・覚醒の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

不思議なふたり

高校の頃,図書館で一度読んだのですが,忘れられず文庫本を買って読み直しました。
超能力がこの世に存在するか,私は半信半疑です。
この兄弟が実在して,本人達の目の前でこんな事を言ったら
彼らを疑い傷つけることになってしまうでしょうが・・・。
他人の心の中が読めてしまう直也。本当にこのような能力がある人が
身近にいて,その人にその力があることも知っていたら,私は自分から
近づいたりはしないだろう。
しかしこれは本の中。
読んでいるうちに
「私ならあなたがどんな力を持ってようと味方でいるよ」
と,思わず問いかけてしまいそうになるほど,彼らを可哀想に
思えてきます。
たった二人の兄弟で生きていく姿,それはたくましくて
とっても寂しい姿でした。
NIGHT HEAD・覚醒 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:NIGHT HEAD・覚醒 (角川ホラー文庫)より
4043493045
No.1:
(5pt)

多くの人に読んで欲しいと思います

有名なテレビシリーズも劇場版も見ていないで、本だけ読んだのですが、素晴らしい筆力にぐいぐい引き込まれて、「覚醒」「邂逅」「未来」編と、あっというまに3冊とも読み終わりました。 超能力という使い古された道具を、それを持つが故に社会に受け入れられないという不幸、という新しい見方をしているので、設定に「お決まり」さを感じません。
この作品では超能力は、物質文明に追いやられた人間の「こころ」のメタファーとして使われてるのです。
苦しみを乗り越えて成長していく霧原直人・直也兄弟の物語を追いかけていくと、自分にも彼らと同じ苦しみがあることに気づき、この兄弟がとても親密な友人に感じられることでしょう。 ホラーというより、むしろ読んでいて勇気の湧いてくる小説です。
是非多くの人に読んで欲しいと思います。
NIGHT HEAD・覚醒 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:NIGHT HEAD・覚醒 (角川ホラー文庫)より
4043493045

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