白夜行

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評判

白夜行の評価:

4.18/5点 レビュー 724件。 S ランク

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平均点4.18pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,133件 901〜920 46/57ページ
No.233
(5pt)

最高傑作

今回ドラマ化されるにあたり数年振りに読み返してみた。
面白い。出来すぎている。
東野圭吾氏の代表作というより日本のミステリー史における傑作である。
主人公2人の内面、動機を一切描写せず周りの登場人物の視点のみで描かれている。
さすがにドラマではこの手法は無理であろう。
ドラマで興味をもった方はネタバレ覚悟で小説も読んでいただきたい。
ドラマが終了してからでもいいんですけど。
東野圭吾の直木賞は本作品のほうがふさわしいと思うのは私だけでしょうか?
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.232
(5pt)

“愛とは何か”を考えさせられる物語

セカチュー・イマアイなどとは到底比較できないほど
暗くとてつもなく恐ろしいほどまっすぐな純愛です。
そして、それ以上にせつない物語でもあります。
本当の愛とは何だろう。
本当に相手のことを想うということは何なのだろう。
と、考えさせられる話です。
※文庫本の厚さに最初は驚くと思いますが、私は二日で読破してしましました。それほど、のめり込んでしまうストーリーですので、週末にゆっくりと読まれることをおススメします。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.231
(5pt)

圧倒的な迫力

圧倒的な小説である。
ミステリー小説にはあまり興味を持てないためそういう視点からの評価は出来ないが、人間というものを正面から描いた作品としての一つの到達点だと思う。
主人公2人の内面は一切描かれず、周囲の人たちの視点から見た2人が淡々と描かれていく。
だからこそ、主人公に対し読み手は下手な共感や反感を抱くことなく、
描かれたありのままを受け止めていくことが出来る。
その結果、直接は描かれない主人公の心理をより克明に感じ取れるのだ。あくまで読み手の推測であろうとも。
ドラマ版のアプローチは正解だと思うし、今のところ大好きなドラマである。
しかし、小説を読み返すとやはりこちらの方が惹き込まれる。ドラマ版が好きな人には、いつか必ず小説も読んでもらいたいと思う。
これは謎解きを楽しむ物語ではなく、平たく言えば人間のドラマを味わう物語である。
人によって好みはあるだろうが、すべてが明らかになるような終わり方だったら私はこれほどこの小説を好きにはならなかった。
原作者が考えた末にわざときれいにまとめずあのような結末にしたのは明白だし、個人的にはあれ以上の終わり方は無かったとさえ思う。
あのラストが気に入らない人は大勢いるだろうし、そのような受け取り方も一つの答えだ。
私にとってあのラストは納得のいくもので、そして最も感動した小説の一つとなった。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.230
(5pt)

最高傑作

今回ドラマ化されるにあたり数年振りに読み返してみた。
面白い。出来すぎている。
東野圭吾氏の代表作というより日本のミステリー史における傑作である。
主人公2人の内面、動機を一切描写せず周りの登場人物の視点のみで描かれている。
さすがにドラマではこの手法は無理であろう。
ドラマで興味をもった方はネタバレ覚悟で小説も読んでいただきたい。
ドラマが終了してからでもいいんですけど。
東野圭吾の直木賞は本作品のほうがふさわしいと思うのは私だけでしょうか?
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.229
(5pt)

“愛とは何か”を考えさせられる物語

セカチュー・イマアイなどとは到底比較できないほど
暗くとてつもなく恐ろしいほどまっすぐな純愛です。
そして、それ以上にせつない物語でもあります。
本当の愛とは何だろう。
本当に相手のことを想うということは何なのだろう。
と、考えさせられる話です。
※文庫本の厚さに最初は驚くと思いますが、私は二日で読破してしましました。それほど、のめり込んでしまうストーリーですので、週末にゆっくりと読まれることをおススメします。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.228
(5pt)

圧倒的な迫力

圧倒的な小説である。
ミステリー小説にはあまり興味を持てないためそういう視点からの評価は出来ないが、人間というものを正面から描いた作品としての一つの到達点だと思う。
主人公2人の内面は一切描かれず、周囲の人たちの視点から見た2人が淡々と描かれていく。
だからこそ、主人公に対し読み手は下手な共感や反感を抱くことなく、
描かれたありのままを受け止めていくことが出来る。
その結果、直接は描かれない主人公の心理をより克明に感じ取れるのだ。あくまで読み手の推測であろうとも。
ドラマ版のアプローチは正解だと思うし、今のところ大好きなドラマである。
しかし、小説を読み返すとやはりこちらの方が惹き込まれる。ドラマ版が好きな人には、いつか必ず小説も読んでもらいたいと思う。
これは謎解きを楽しむ物語ではなく、平たく言えば人間のドラマを味わう物語である。
人によって好みはあるだろうが、すべてが明らかになるような終わり方だったら私はこれほどこの小説を好きにはならなかった。
原作者が考えた末にわざときれいにまとめずあのような結末にしたのは明白だし、個人的にはあれ以上の終わり方は無かったとさえ思う。
あのラストが気に入らない人は大勢いるだろうし、そのような受け取り方も一つの答えだ。
私にとってあのラストは納得のいくもので、そして最も感動した小説の一つとなった。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.227
(4pt)

ドラマがきっかけの人は注意

この小説は分類が難しい。犯人や人物の関係は一応伏せてはいるものの、あえて比較的早い段階でわからせてしまう。そういう意味で、事件のその後日談であり、結末への過程をなぞる物語であるが、最後までその心情を明確に語られるわけではない。同じベクトルを持つ二本の糸を語りつつ、決してその交わりを語らない。なぜなら、この交わりこそがこの小説のテーマであり謎だから。
これは映画化はともかくドラマ化は難しい。少なくとも小説と同じ視点で1クール引っ張ることはできないだろう。と思っていると、恐るべし、ドラマはラストをいきなり最初に持ってきた。そしてドラマを観てわかったことは、ドラマは、小説で語られることが無かった主人公たちの心情や交わりを中心に語るということ。確かにドラマ化するにはそれしかないだろう。しかし、その時点で読者は気をつけなければいけない。
ドラマで語られている心情は、製作者や脚本家が感じた彼ら自身の視点によるもの、または脚色したもの、作り上げたものであるということ。本小説を先に読んだ私はドラマとは違った印象を持っていた。しかしながら、ドラマを観たときに「そういう視点もあるな」と感じた。確かにいろんな見方ができる構成や表現方法を用いている小説である。
もし、私が今読み返したら、初めに読んだ時とは違った視点で読むだろう。そしてそれは確実にドラマの視点に影響されているはず。ましてや、ドラマを観た後に初めて読む人はどういう視点で読むのだろう。
本作は非常に暗く、絶望に満ちた、暗い作品である。そして、ドラマは主人公たちの立場に立ち、心情に視点を当てているために、少なからず希望やさわやかさを強調している。しかしそれはドラマの特性であり、いち読者の解釈に過ぎないという事を肝に銘じて、今から読む人には自分の視点や感性を大事に読んでもらいたいと思う。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.226
(5pt)

まさに東野

私はドラマ化される前にこれを読みました。
とてつもなく暗く、重く、長い作品です。
ドラマをきっかけに読んだらその違いに驚きますよ。
全然スケールが違いますから。
あんなセカチュー2号みたいな甘い話じゃないんですよね。
雪穂・亮司はあんなに弱い人間ではないんです。
ドラマでは感じることが出来ないであろう、二人の魅力を感じられますよ。
必ず心に何かが残ります。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.225
(4pt)

ドラマがきっかけの人は注意

この小説は分類が難しい。犯人や人物の関係は一応伏せてはいるものの、あえて比較的早い段階でわからせてしまう。そういう意味で、事件のその後日談であり、結末への過程をなぞる物語であるが、最後までその心情を明確に語られるわけではない。同じベクトルを持つ二本の糸を語りつつ、決してその交わりを語らない。なぜなら、この交わりこそがこの小説のテーマであり謎だから。
これは映画化はともかくドラマ化は難しい。少なくとも小説と同じ視点で1クール引っ張ることはできないだろう。と思っていると、恐るべし、ドラマはラストをいきなり最初に持ってきた。そしてドラマを観てわかったことは、ドラマは、小説で語られることが無かった主人公たちの心情や交わりを中心に語るということ。確かにドラマ化するにはそれしかないだろう。しかし、その時点で読者は気をつけなければいけない。
ドラマで語られている心情は、製作者や脚本家が感じた彼ら自身の視点によるもの、または脚色したもの、作り上げたものであるということ。本小説を先に読んだ私はドラマとは違った印象を持っていた。しかしながら、ドラマを観たときに「そういう視点もあるな」と感じた。確かにいろんな見方ができる構成や表現方法を用いている小説である。
もし、私が今読み返したら、初めに読んだ時とは違った視点で読むだろう。そしてそれは確実にドラマの視点に影響されているはず。ましてや、ドラマを観た後に初めて読む人はどういう視点で読むのだろう。
本作は非常に暗く、絶望に満ちた、暗い作品である。そして、ドラマは主人公たちの立場に立ち、心情に視点を当てているために、少なからず希望やさわやかさを強調している。しかしそれはドラマの特性であり、いち読者の解釈に過ぎないという事を肝に銘じて、今から読む人には自分の視点や感性を大事に読んでもらいたいと思う。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.224
(5pt)

まさに東野

私はドラマ化される前にこれを読みました。
とてつもなく暗く、重く、長い作品です。
ドラマをきっかけに読んだらその違いに驚きますよ。
全然スケールが違いますから。
あんなセカチュー2号みたいな甘い話じゃないんですよね。
雪穂・亮司はあんなに弱い人間ではないんです。
ドラマでは感じることが出来ないであろう、二人の魅力を感じられますよ。
必ず心に何かが残ります。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.223
(5pt)

BIG WAVE

読書好きには当たり前のように認知されていたものの、読書に縁のない人には
まったく知られていなかった「東野圭吾」という作家が、今年(2006年)いよいよブレイクしそうである。
某色ボケ作家の私怨によって受賞を阻まれていた直木賞もようやく獲ることができ、
名作『白夜行』もゴールデンタイムに堂々のドラマ化!
まるで憑き物が落ちたかのように、東野はその才能を広く世間にアピールする機会に恵まれたと思う。
そんな東野圭吾の才能が結集された作品が、この『白夜行』だ。
暗い過去をひきずりながらも太陽を求めて必死に生き抜く二人の男女の生き様を、
心理描写を一切廃して描くことで、より生々しく浮き上がらせる高度なテクニック。
「小説」の持つ魅力を最大限に生かしたこの小説は、東野圭吾の代表作、というよりも
ミステリー小説史に残る大傑作といってもおかしくないのではないか。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.222
(5pt)

BIG WAVE

読書好きには当たり前のように認知されていたものの、読書に縁のない人には
まったく知られていなかった「東野圭吾」という作家が、今年(2006年)いよいよブレイクしそうである。
某色ボケ作家の私怨によって受賞を阻まれていた直木賞もようやく獲ることができ、
名作『白夜行』もゴールデンタイムに堂々のドラマ化!
まるで憑き物が落ちたかのように、東野はその才能を広く世間にアピールする機会に恵まれたと思う。
そんな東野圭吾の才能が結集された作品が、この『白夜行』だ。
暗い過去をひきずりながらも太陽を求めて必死に生き抜く二人の男女の生き様を、
心理描写を一切廃して描くことで、より生々しく浮き上がらせる高度なテクニック。
「小説」の持つ魅力を最大限に生かしたこの小説は、東野圭吾の代表作、というよりも
ミステリー小説史に残る大傑作といってもおかしくないのではないか。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.221
(5pt)

哀しすぎる罪、切なすぎる罰

最近のミステリーは犯罪の動機が決定的に甘いものが多い。
無秩序な犯罪が世間で横行しているのと同じように、
人が人を殺めてしまうことの大きさ、深さを全く描ききれない
《犯罪者》が増殖してしまっている遺憾な現状だ。
そんな中、東野圭吾は数少ない例外といえよう。
彼の描く罪にはいつも哀しすぎる理由と切なすぎる罰がある。
ドキドキワクワク読み進めてきたのに、最後には必ず涙が出てしまうのだ。
胸を詰まらす重たい余韻。ただ呆然と深く考え込まされる。
今回映像化されたことによって、この分厚い本もかなり攻略し易く
なったのでは。自分の中で描いていた亮司と雪穂は別の俳優さん達
だったのでかなりショックなのだが、これを機にもう一度白夜の路を
たどってみたいと思う。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.220
(4pt)

疲れました・・・(=_=)

ドラマの1話を見てあわてて原作が読みたくなって購入。文庫本なのにコンパクトでない!第一印象です。弟9章で半分に切っちゃおうか迷ったほど、重かった。(>_<)で、作品自体は良かったです、読むのが遅い私が3日間仕事後に没頭して読みました。主人公2人の心のうちが全然表現されてなく、雪穂のために犯罪を重ねていく亮ちゃんがどう思っていたのか・・知りたいです。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.219
(5pt)

哀しすぎる罪、切なすぎる罰

最近のミステリーは犯罪の動機が決定的に甘いものが多い。
無秩序な犯罪が世間で横行しているのと同じように、
人が人を殺めてしまうことの大きさ、深さを全く描ききれない
《犯罪者》が増殖してしまっている遺憾な現状だ。
そんな中、東野圭吾は数少ない例外といえよう。
彼の描く罪にはいつも哀しすぎる理由と切なすぎる罰がある。
ドキドキワクワク読み進めてきたのに、最後には必ず涙が出てしまうのだ。
胸を詰まらす重たい余韻。ただ呆然と深く考え込まされる。
今回映像化されたことによって、この分厚い本もかなり攻略し易く
なったのでは。自分の中で描いていた亮司と雪穂は別の俳優さん達
だったのでかなりショックなのだが、これを機にもう一度白夜の路を
たどってみたいと思う。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.218
(4pt)

疲れました・・・(=_=)

ドラマの1話を見てあわてて原作が読みたくなって購入。文庫本なのにコンパクトでない!第一印象です。弟9章で半分に切っちゃおうか迷ったほど、重かった。(>_<)で、作品自体は良かったです、読むのが遅い私が3日間仕事後に没頭して読みました。主人公2人の心のうちが全然表現されてなく、雪穂のために犯罪を重ねていく亮ちゃんがどう思っていたのか・・知りたいです。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.217
(5pt)

人間ってここまで落ちることができるのか

2日間で一気に読み上げてしまいました。きっかけは、ドラマの第1話を見て、店頭に並んでいた分厚い文庫本とその売れ行きが気になったこと。
人間って、環境にここまで純粋に落ちていけるのか。育った環境がここまでストイックに人間を変えることができるのか-深く、恐ろしいと思いました。
東野圭吾さんの、軽いタッチのものとは全く違った、人間の真髄に接近した小説だと思います。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.216
(5pt)

直木賞受賞おめでとうございます。

「白夜行」は、もともと雑誌連載時に連作短編として発表した個々の物語を組み合わせて一遍の長編に仕上げた作品だそうである。一見バラバラに思えるエピソードが、まるでジグソーパズルのピースのように組み合わさり、人生裏街道まっしぐらの唐沢雪穂と桐原亮司という2人の関係を浮かび上がらせる。
電車の中で立ち読みしていると重さで脇腹がつるほどの長編(854頁)だが、ストーリーテラーの東野圭吾の手により、読者をあきさせない仕上りになっている。
しかし東野圭吾は抽斗が多いというか器用というか、いい意味で自分のスタイルに拘泥しない作家である。自らのスタイルにどっぷりつかって身動きがとれなくなっている文系作家が多い中で、青春物から推理小説までこなすオールラウンドな仕事ぶりは理系作家ならではの高い技術力を感じる。
白夜行 Amazon書評・レビュー: 白夜行より
4087744000
No.215
(5pt)

人間ってここまで落ちることができるのか

2日間で一気に読み上げてしまいました。きっかけは、ドラマの第1話を見て、店頭に並んでいた分厚い文庫本とその売れ行きが気になったこと。
人間って、環境にここまで純粋に落ちていけるのか。育った環境がここまでストイックに人間を変えることができるのか-深く、恐ろしいと思いました。
東野圭吾さんの、軽いタッチのものとは全く違った、人間の真髄に接近した小説だと思います。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399
No.214
(5pt)

直木賞受賞おめでとうございます。

「白夜行」は、もともと雑誌連載時に連作短編として発表した個々の物語を組み合わせて一遍の長編に仕上げた作品だそうである。一見バラバラに思えるエピソードが、まるでジグソーパズルのピースのように組み合わさり、人生裏街道まっしぐらの唐沢雪穂と桐原亮司という2人の関係を浮かび上がらせる。
電車の中で立ち読みしていると重さで脇腹がつるほどの長編(854頁)だが、ストーリーテラーの東野圭吾の手により、読者をあきさせない仕上りになっている。
しかし東野圭吾は抽斗が多いというか器用というか、いい意味で自分のスタイルに拘泥しない作家である。自らのスタイルにどっぷりつかって身動きがとれなくなっている文系作家が多い中で、青春物から推理小説までこなすオールラウンドな仕事ぶりは理系作家ならではの高い技術力を感じる。
白夜行 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 白夜行 (集英社文庫)より
4087474399