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闇と影
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闇と影の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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1800年始めのロンドンでの殺人事件 と 1800年後半からの奴隷貿易船に纏わる全く時代も違う、(最初は)関連もない 奴隷船の船乗り達の話が、交互に”恐ろしく”淡々と起伏もなく語られていくので、正直読み進めるのは睡魔との戦いだった。 読み終えた結末も、作者がネタバレを少しずつ開示してきたせいもあるが、特に衝撃的でもない。(大体なんでこんなハメに彼が陥ったのか 理由もよく理解できん。だからこそ<Xファイル>なのだが...それでいいのか...) 作者にとってデビュー作とのことで、稚拙だったり、妙に理解しづらい表現、ハリオットとかのどうでもいい様な身の上話の繰り返しとか,しようがないのかも しれないが、手練の作家ならこの題材、もっと面白い話に仕立てられたかもしれない。 好き嫌いもあるだろうが、久しぶりに”読んで時間の無駄”な本だった。続編?...トンでもない、パスします。 | ||||
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現在(1811年)と過去(1564年〜)が交互に描かれる歴史ミステリ(?) 現在のパートでは話が遅々として進まず、やたらとくどい情景描写が続きイライラさせられる。過去のパートでも登場人物がコロコロ変わり入り込めず。 上巻の途中で読者には犯人はほぼ判る。そうしたら後は犯人をどう捕えるかとなるはずが、サスペンスも驚くような展開もなく話は進む。 ラストも呆気なく、犯人の正体や動機の判明の場面では、主人公(これまた影が薄い)の上司がどこかからの情報をそのまま話すだけという手の抜きよう。 出来るだけ史実に忠実にという意図は解るが、そこにこだわりすぎて娯楽小説として成立していないし、そもそもこの手のジャンルの話でそこまで忠実である必要性を感じない。 労力はかけているしアイディアもありだとは思うが、素人が初めて書いた小説の域を出ておらず、ミステリとしては完全に落第点。大航海時代、奴隷貿易、当時のロンドンの雰囲気によほど興味のある人以外には勧められない。 | ||||
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