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語りつづけろ、届くまで
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語りつづけろ、届くまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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いつもやくざがらみの事件に巻き込まれる、まじめなサラリーマン坂田勇吉シリーズの3作目である。第一作の『走らなあかん、夜明けまで』が1993年、第二作の『涙をふくな、凍るまで』が1997年だから、15年ぶりの三作目となる。大沢にはこういうコミカルなラインと『雪蛍』などのシリアスなハードボイルドのライン、それに『魔女』的な荒唐無稽なライン等があるが、このコミカルラインは嫌いではない。文体のリズムもいいし、キャラクター設定も展開もいい。考えてみると、これは440ページくらいだが2日で読んだ。超観念的推理小説『吸血鬼と精神分析』に1か月もかかったのと比べると10分の1以下である。それだけ読みやすいというか、『吸血鬼…』の方が読みにくいということなのだが・・・。 | ||||
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かなり前に本シリーズ第一作ともいえる「走らなあかん、夜明けまで」を読んだのを思い出しました。淡い記憶では、それよりはこの作品の方がゆとりをもって作者が執筆している様に感じられます。老人会との付き合いや、意中の女性とのやりとりなど、誠に推理小説的な展開をしていく緊張の憩いとして、適度によいタイミングで挟まれています。特に相手を尋問する際、店先での飲酒シーンやその女性を自分の部屋に連れていく際に母親の経営するコンビニでの対面シーンなど、ここはもっと掘り下げても・・・と惜しまれます。そうすれば、この作品の持っているユーモアな下町的なほのぼのとした味がもっと醸し出されたのに・・・・。 最後はたった一日の間での妙に推理解きの様な、バタバタとした展開となってしまい、人名が入り乱れて退屈な作品になってしまいました。結局登場は一番少ない、名前だけが先行した人物が犯人となってしまい、パズルの帳尻合わせな感のある筋書きの様な感がしたのは自分だけでしょうか?単純な謎解きで終わってしまっています。主人公と意中の女性との対話と駆け引きで終えれば、ほのぼのユーモア小説の部分が加わったのにと惜しまれます。 | ||||
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そのようなジャンルがあるかというところですが、主人公のまっすぐな気性が素敵であるわけないと思いながらも引き込まれます。 恋もうまくいってほしい! | ||||
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やはりゾクゾクさせるものが今回も楽しめました、シリーズ読破を目指します | ||||
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1作目「走らなあかん、夜明けまで」、2作目「涙はふくな、凍るまで」と読んで、3作目です。まぁ、面白かったんだけど、一体どうなるんだというハラハラ感があまりないです。常にやくざと絡んでるせいか、主人公である坂田も妙に度胸がついてるし…。一般人感が減って、面白いんだけどそこが残念でした。 | ||||
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7〜10日間、沖縄でダイビングをする時には長編小説を読みます。だって長編小説し毒。面白ければ朝方まで読んでしまいます。でも沖縄だとなぜか1日1冊読めてしまいます。 著者の本を読むのは初めてです。本書では過去の修羅場経験によって主人公に胆力が生じています。が、本書と同様な、不幸なサラリーマンの北海道や大阪での出来事があるようですが、私は知りません。でもその出来事を次回の沖縄では読んでみたいと思わせる展開で、500ページを超える分厚い本でしたが、次の展開が知りたくて、1日で読んでしまいました。 優柔不断で今一歩、前にすすめない方にはお勧めな本です。 | ||||
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デビュー以来のファンなんですが、ここんとこ疎遠でした。また追っかけます! | ||||
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わたしの大好きなシリーズの3作目です。今回は彼のホームタウン、東京が舞台ですが、あちらへこちらへと、走り回ることに。ヒロイン?とのロマンスは、、?続きは作品の中に! | ||||
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送付が早いことは非常によく、予定以上に着いている。今後も利用したい。 | ||||
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全読している大沢在昌さんのコメディタッチシリーズ、新作。ポテトチップスで有名なササヤ食品の普通の営業マン、坂田君が、トラブルに巻き込まれヤクザ相手に駆け回る。1作目の「走らなあかん、夜明けまで」が一番面白かった。「涙はふくな、凍るまで」は途中で興味が途切れ、3作目のこれは、8割方面白かったけど、後半、人間構成図があまり複雑でついていけず、盛り下がった感じあり。 | ||||
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シリーズ3作目。舞台は東京下町であり、前作、前前作と比べるとやや逼迫した緊張感が薄く感じられる。(逃げ場がない、という閉塞感が乏しい) それ以上に話の展開が強引で、なんでこうなるの?という場面が目立つ。さらに登場人物の設定にもご都合主義が見受けられ、スーパーマン並みのご老人たちやあまり現実味のないヤクザ、チンピラたちに最後までなじめなかった。 事件の真相についても、なぜこうなってしまったかという流れにあまり整合性が感じられず、わざとややこしくしてしまったために返って謎解きがすっきりしていない印象。(読者としては一応ミステリーとしての謎解きも期待しているはず) 値段を考えると、この値段で今読むより文庫になってから読めばそれなりに楽しめそう、という評価でした。 | ||||
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