特等添乗員αの難事件I

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評判

特等添乗員αの難事件Iの評価:

4.14/5点 レビュー 51件。 B ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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未読の方はご注意ください

全43件 41〜43 3/3ページ
No.3
(4pt)

思考の見本として最適

「まんまと忍び込んだのに何も盗まない泥棒」「連絡船から消えた少女」
この謎をさらりと解いた手法は、ラテラルシンキングというよりアームチェアディテクティブの小説を読むようだった。
キャラクターが魅力的で、一気に読ませるところはさすが松岡さん。
このひとは、キャラクターの創出力が優れていると思う。
ただ、カレー港で莉子と綾菜が始めて出会うシーンがあり、これは「万能鑑定士Qの推理劇」に同じシーンがあったのを
綾菜の立場から再掲したものだが、そこで小笠原が「なぜ僕達がバスに乗ると分かったんだろう」
という疑問に解答がなかったのが不満。

でもおもしろい。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028
No.2
(4pt)

面白くないかと言われると、面白いんだけど…

万能鑑定士Qの方は、謎やカラクリが細々とした伏線を紐解きながら、豊かなトリビアを組み合わせて答えにたどり着くのですが、この特等添乗員αでは、少々「天下り」感と「ご都合主義」感が強過ぎに思います。
いや、とても面白いのですが…
特等添乗員αの難事件I (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028
No.1
(5pt)

斬新

人の死なないミステリ、Qシリーズの姉妹編です。
冒頭から葉山、小笠原、そして莉子と登場し、
いつものように展開するので、Qの読者にもすんなり入り込めます。
この著者お得意の、既存の読者にも新規の読者にも読ませるという
工夫は今回も健在なので、もちろんQを読んでいない人にも大丈夫です。

莉子は瀬戸内からロジカル・シンキングを学んでいて、
「理由を一つに絞れ」と教わりました。フリーディスカッションのように
たくさんの案を出すのはダメとも教わっていました。
絢奈のラテラル・シンキングはそれと対照的で、
根拠がなくとも自由な発想で思いつきます。水平思考はどちらかと言えば
詐欺師とか犯人のほうの思考なのですが、それを身につけているからこその
「ひらめきの小悪魔」です。

根拠がないのにどうやって犯人を落とすのか…そこで彼女の斬新なワザが
冴えます。本来、ロジック重視の推理小説において、絢奈の謎解きは
非常に斬新でワクワクさせられます。Qのノリはビブリア等模倣も出てきてますが
アルファの斬新さは、ちょっと他ではお目にかかれないと思います。

絢奈、壱条、能登という新たなキャラも魅力的です。とにかく面白い。夢中になって楽しめました。
特等添乗員αの難事件I (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 特等添乗員αの難事件I (角川文庫)より
4041002028