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自殺者の森
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自殺者の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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不思議なバランスの作品。ファンタジーのようだけれど、現世パートの描写は繊細な日常生活の感覚に根ざしている。宗教観とか世界観とか、ラノベの枠外に出ているし、文章も独特のひらがな表記や主語の省略で(特に坊さんのパート)こだわりを感じさせる。読み応えはあり。 自殺の手法とかそれに対する屈託などは、わりと淡々としている。自殺はうつ病の回復期に多いときくけど、実際どうなんだろう。オムニバス的作品なのだから、一個ぐらいは狂気的な死に方もいれてよかったかも(でもまあそれだと今の読者層には受け入れにくいのか?)。もしくは超手前勝手な自殺とか。 ともかく、私は好きな作品であります。 | ||||
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第8回講談社BOX新人賞Powers(大賞)受賞作品。 21歳という若さにもかかわらず、とても上手に書けていると思う。 構成のバランス感覚もよく、キャラもそれぞれにきちんと立っている。 むしろきちんとしすぎているくらいだが、いずれにしてもこの著者は大器に育つ素質を充分に持っていると思うので、 今の内からいろんなジャンルの作品を浴びるほど読んでしっかりと勉強し、 10年後辺りにあっとおどろくような大作を書き上げてほしいですね。 期待を込めて☆5つです。 | ||||
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比較的重たい印象の題名とは裏腹に、しっかりと愉しめるエンターテインメント作品に仕上がっています。 かといって軽すぎるわけでもなく、シンプルながらも的確にそれぞれの人間が描かれてもいます。 ところどころに出てくるギャグのセンスもけっこういい感じです。 最近の同レーベルの本の中ではなにげに一番好きな作品かもしれません。 一読の価値あり、だと思います。 | ||||
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